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時局自論6.2~利権がらみの特養建設か 旧安田高校跡地に建設された「かがやき苑」を巡る疑惑(その2)

2015年9月17日ニュース

間のなくオープンする特養施設「かがやき苑」

 旧県立安田高校(阿賀野市保田地区)跡地に、昨年10月から建設工事が進められていた特別養護老人ホーム「かがやき苑」(定員100名)が間もなくオープンする。この特養施設を建設・運営するのは社会福祉法人かがやき福祉会(理事長 吉川 亘氏)だ。

疑惑2~なぜ特養の建設を急ぐ必要があったのか
 旧新潟県立安田高校は平成19年3月に閉校して以降、県の普通財産として管理され、県は校舎・体育館付きの高校跡地の売却先を模索していたが、近くに県営の工業団地(約100ヘクタール)があるため、工場用地・事業所用地としての活用は期待できなかったようだ。せいぜい隣接する製麺会社の工場拡張で一部が売却できただけである。ごく一部の関係者しか知らない情報かもしれないが、長らく売却先の確保に苦慮していた高校跡地が、突如、特養の建設予定地と動き出したのは田中市政(H24年4月~)が始まって間もない時期とみている。平成24年7月の市議会定例会での一般質問で、安田地区のM市議が、田中市長に次のような質問をしている。質問の要旨は以下のとおりだ。(あがの市議会だより第15号より引用)
 「新市長は、『特別養護老人ホームを増設する』と述べている。 しかし施設整備を進めると介護保険料がはね上がる、ユニット型施設は入所費が高く国民年金だけでは入れない、多床室の建設費は国の補助金がなく、市や運営法人の過重負担になるなど、問題点がある。これをクリアーし、地域の活性化にもつなげるため、廃校を改修して特養ホーム建設を提案する。…」以下、省略。

 M市議のいう「廃校」がまさに旧安田高校跡地の活用を念頭に入れていたのではないか。しかし廃校を改修して特養ホームをというM市議の思惑どおりには事が運ばず、高校の校舎棟を取り壊して特養ホームが新設された。用地取得費や建設工事費(他の関連施設の建設費を含めて)を合わせると総額約15億2千万円の事業費だ。M市議が懸念した施設整備による第6期介護保険料の引き上げ(H27~H29)の方は見事に的中した。しかしM市議が田中市長に強く求めていた定員40名の多床室を確保できたことからイーブンパー(ゴルフ用語)か。
 
 さて、前置き(前座)はここまでにして本題に移る。旧安田高校跡地の入札が行われたのは、昨年(平成26年)9月9日だ。県の担当課に聞いたところ、かがやき福祉会1社しか参加しない入札であった。そして入札(落札)のわずか2日後の平成26年9月11日に特養ホーム建設工事の入札公告が行われた。入札日は9月30日。入札の結果、五十嵐・帆苅特定JVが15億5,800万円で落札した(Web建設速報による。)帆苅組といえば、阿賀野市選出の帆苅県議会議員の実兄が経営する建設会社だ。その特養施設が用地取得から1年足らずで建設された。信頼すべき筋からの情報によれば、手続きに時間のかかる国の補助金を利用しなかったという。一方、市内の別の社会福祉法人が計画する特養ホームの増設(定員70名)については、国の補助金を活用するため建設工事はまだ先だという。かがやき福祉会が特養ホームの建設を急いだのはなぜか。不可解な点が多い。※次号に続く。

(あとがき)
 (社)かがやき福祉会が運営する「かがやき苑」が間もなくオープンするというのに阿賀野市のホームページ(くらしの情報>老後介護>主な介護保険サービス提供事業者)には載っていない。阿賀野市の高齢者の利用を考えていないのだろう。もしかして隣の五泉市の高齢者向け特養ホームの建設か?利用は市外の高齢者、負担(介護保険料)は市内の高齢者に押し付ける。こんな特養ホームならいらない。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者