ザ・アガノ市長選挙2024№10
阿賀野市選挙管理委員会が発表した4月21日執行の阿賀野市長選挙の結果は以下のとおりです。
令和6年4月21日執行の阿賀野市長選挙の開票結果
22時45分-【確定】
順位 候補者名 得票数
1 加藤ひろゆき 8948
2 遠藤ひろかず 3770
3 天野いちえい 2620
4 あべ松雄 2477
【有権者】 33,804人(35,550人)
【投票者】 18,095人(18,223人)
【投票率】 53.53%(51.26%)
【開票数】 18,108票(18,223票)
【開票率】 100%(100%)
【有効数】 17,815票(17,885票)
【無効数】 293票(338票)
※()は前回市長選の結果
今般の阿賀野市長選挙にあたり、格別なるご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。残念ながら当選の栄に浴することは叶いませんでしたが、皆さんから受けた温情を忘れることなく、今後の人生の糧にしたいと思います。
拙著「廃屋の町」(2018年5月上梓)のラストシーンを再現!
主人公(田沼市長の甘木雄一こと野上治夫)が生家で父の昭一と再開する場面
「市長として、これから私がやらなければならないことがあります。本来、公益に奉仕すべき公務員が、その職責を忘れ、私益に奉仕せざるを得ない状況を正すことです。この地域には旧態依然とした悪弊が風土病のように根付いています。この悪弊を断ち切らなければ、田沼市の未来は切り開けないと考えています。いつの時代も、未来を開拓するのは子供たちです。私は、田沼市を子供たちが夢や希望を抱けるような町にしたいと思っています」
【解説】
拙著「廃屋の町」には、私の脳裏に残る少年時代の体験や自然豊かなふるさとの姿、賑わいのある商店街の姿があります。生まれ育ったふるさとを少年時代の活気ある「まち」に復活させたいという思いがこの小説の根底に流れています。
この地域(阿賀野市)には「長い物には巻かれよ」「事なかれ主義」が今でも根強く残っています。
具体的には、
〇「自立(何とかしよう)」ではなくて、「依存(何とかしてくれ)」
〇「自律(こうしたらよい)」ではなくて、「他律(どうしたらいいの)」
〇「変革(このままではだめだ)」ではなくて、「現状維持(このままでいいよ)」
の空気感がこの地域を支配しています。
「この地域(阿賀野市)に風土病のように残る旧態依然とした悪弊(精神風土)」を払拭しない限り未来は開けないと考えています。(了)
(天野 市栄)