クラウドファンディングを始めました!第10号
今回号は、「市長交際費(弔慰)の支出に関する部分情報公開決定に対する取消訴訟」事件(令和5年8月17日付けで提訴、令和5年(行ウ)第8号 公文書一部非公開決定取消等請求訴訟)(令和5年8月17日付け提訴))についてお知らせします。
上記裁判の判決が今月14日(金)午前11時に新潟地方裁判所で言い渡されます。原告の請求の内容は、市長交際費(弔慰)の支出に関して、死去した公職者の氏名及び喪主の氏名を非開示とした市の処分を取り消し、各々の氏名を開示せよ、というものです。これまでは事実関係を中心にお伝えしてきましたが、最後に、令和5年9月21日付けで被告(市)が裁判所に提出した準備書面(原告及び被告が相手が展開する主張に対して自分の主張を記述した書面)において、意外な主張を展開していることをお知らせします。
それは、現在、市のホームページで市長交際費の支出状況を公表していますが、その根拠となっている「阿賀野市長交際費の支出及び公表に関する要綱(平成28年7月15日制定)」の運用を改め、今後、死亡した現・元公職者の氏名を公表する予定である、という主張(宣言?)です。アレ(宣言)から既に10か月以上が経過していますが、今だに市のホームページでは、死亡した公職者ついては、肩書ののみで氏名は公表されていません。例えば、令和6年4月分の市長交際費の執行状況をみると、4月1日に元笹神村収入役逝去に伴う香典として1万円が支出されていますが、残念ながら氏名は公表されていません。(なぜか供花代の支出はなし。)裁判官の心証を良くするためのリップサービスだったのでしょうか。
被告が主張する死亡した現・元公職者の氏名を被告が公表する予定としている「今後」とは、果たして何時なのでしょうか。私が想定している「今後」とは市長が交代した時期(令和6年4月)ではないかと考えています。本年4月に行われた市長選挙で、3期12年の田中市政が幕を閉じ、加藤新市政がスタートしました。加藤新市長には行政の透明性確保に向けた更なる取り組みを期待しています。
間もなく5月分の市長交際費の支出状況が公表されます(要綱上は当月分は翌月の15日までに公表することになっている。)。情報公開に対する加藤新市長の姿勢が見えてきます!
【クラウドファンディングの創設について(お知らせ)】
【趣旨・目的】 私が提訴している「市長交際費(弔慰)の支出に関する部分情報公開決定に
対する取消訴訟」、「市長交際費の支出(弔慰)に関する民監査請求結果に
対する取消訴訟」の2件に係る訴訟費用の調達
【目標額】 100万円
【寄附金額】 1口1万円から
【連絡先】 n.shinsei@mbr.nifty.com(地域政党日本新生メールアドレス)
※上記連絡先にメール送信される場合は、御氏名、御住所、寄付金額(口数)を
明記してください。追って振込手続きについてご案内させていただきます。
【その他】 ご寄附いただいた方へのお礼として、私(ペンネーム橘左京)の文芸作品
(小説・エッセーなど)を定期的に配信させていただきます。ブログ読者の皆さまの
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