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育メン政治家の育児レポート(第77話)~北風と太陽 みなさんはどちらですか?(その2)

2015年9月7日ニュース

 私の場合、ウサギが私や妻の話す言葉を理解できるにつれて、「北風」政策から「太陽」政策へと転換しました。以前は、ウサギが親の言うことを聞かない時や悪いことをした時に「ウサギ、(掃除機で)ビュンビュンして吸い取っちゃうぞ。そうなったらごみになって清掃車に運ばれてしまうぞ。」と言って脅かして、悪い行いを矯正させようと試みたのですが、次第に効き目は薄れてきました。(育児レポート第23話を参照)そこで、北風政策をやめて太陽政策に方針転換することにしました。(話し)言葉を覚えるにつれて会話ができるようになります。言葉が理解できることは、考える力が付いたことを意味します。家での私や妻との会話に加え、ウサギが通う幼稚園の先生やお友達との会話を通じて思考能力が徐々に身に付いてきます。

 ウサギが悪いことをした時には、なぜ、そういうことをしてはいけないのか、分かり易い事例を挙げて説明します。例えば、積木で遊んだ後、後片付けをしなかった場合、「ちらかしっぱなしじゃ、お友達が積木で遊びたくてもできないよ。」食事の時間に席を離れて騒いでいる時には、「ウサギ、幼稚園でもこんなことしているの。静かに給食を食べているお友達が嫌がるよ。先生に叱られるよ。」など、幼稚園での生活を引き合いに出します。そうすると「ウサギは幼稚園ではそんなことはしていないよ。」と反論して悪い行いがストップします。

「己の欲せざる所は、人に施す勿れ」という孔子の言葉があります。自分がいやだと思うようなことを人にしてはいけない、という意味です。ウサギが成長するにつれて交友関係が広がっていきます。良好な人間関係の構築は人生を賢く生き抜くためには欠かせないツールです。私も子どもの頃、「人様の迷惑になるような事はするな。」と親にきつく言われたことを覚えています。逆に、ウサギが良い行いをしたときは大げさに褒めてあげます(褒め殺しとは違いますが…)。時には親としての良い手本を示すこともあります。「やってみせ 言って聞かせて させてみて  ほめてやらねば 人は動かじ」(山本五十六)ですね。言葉を理解できるようになったウサギの躾に必要なことは、強制・強要ではなく動機づけ(モチベーション)だと考えています。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者