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2016年4月実施予定の阿賀野市長選挙に立候補します!(その1)

2015年9月8日トピックス

7日、立候補表明と政策を発表する筆者

 私こと、天野市栄は2016年4月に予定されている阿賀野市長選挙に立候補することを決意しました。昨日、事務所にて記者会見を行いました(写真)。

 田中市政になって間もなく3年半になります。私は一市民の立場で田中市政の動向を注視してきましたが、これまでの田中市政を振り返ってみると、「曖昧模糊(あいまいもこ)」・「問題の先送り」・「責任転嫁」・「有言不実行」・「我田引水」など、不透明・不明朗な市政運営に思えてなりません。デタラメな市政運営・市民不在の市政の流れを阻止し、良識のある市政・市民が主役の市政に戻さないと、この街の未来は拓けません。

ストップ少子化・人口減少!
手をこまねいていれば、この街がなくなる!

 今、地方が抱える共通の政策課題は人口減少問題です。国立社会保障・人口問題研究所が平成25年(2013年)3月に公表した資料によれば、阿賀野市の人口は平成22年(2010年)の人口を基準にした30年後の平成52年(2040年)の人口は33,172人です。30年間で人口が3割近く減少します。お年寄り(年金生活者)は少し増えますが、働く世代(勤労者)は4割近く、これから働く世代(子ども)は5割近く減少します。

 阿賀野市(合併前の旧4か町村時代を含む)の人口は、昭和58年(1983年)にピークを迎え52,962人になりましたが、その後、減少に転じ、平成26年(2014年)には43,862人。30年間で人口が2割近く減少しました。現在、市が保有する公共施設の多くが旧4か町村時代の人口が一番多かった時期に建設され、今、老朽化による更新の時期を迎えています。少子高齢化・人口減少社会に合った公共施設の適正配置が必要です。

 市町村境界は国境と違って関所はありません。豊かな生活を求めて市町村境界を越えていく住民もいれば、財政破たんした北海道夕張市のように不便・不利益・負担を強いられる生活を避けようと生まれ故郷を離れていく住民もいます。特に子育て世代の人口流出は事態を深刻化させます。大人(働く世代)の人口移動に伴って子ども(これから働く世代)の人口も移動するからです。

 人口病(人口減少)は、いわば生活習慣病のようなものです。生活習慣病は、不適切な食事、運動不足、喫煙、飲酒など悪い生活習慣が原因となって発症する心臓病・高血圧症・糖尿病・癌・脂質異常症などの疾患です。直ちに対策を講じないと取り返しのつかない事態になります。時間の猶予はありません。※次号続く。
 なお、市長選挙に向けた政策は「マニフェスト」を参照願います。
(代表 天野 市栄)

 
 

posted by 地域政党 日本新生 管理者