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オンブズマン通信1.1~阿賀野市民オンブズマンを立ち上げました!(その1)

2016年6月25日ニュース


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 

 この度、私の政治信条・理念の良き理解であるH氏と「阿賀野市民オンブズマン」を立ち上げることになった。以下は、「阿賀野市民オンブズマン」の設立趣意書である。
 阿賀野市民オンブズマン・設立趣意書
 
 本題に入る前に、前座の小話から始めたい。オンブズマン立ち上げのきっかけは、田中清善阿賀野市長の公職選挙法違反(寄付の禁止)の告発状が検察・捜査当局に提出受理されたとする一部のメディアによる報道だ。
 この件に関して、6月4日に読売新聞(新潟地域版)で、6月9日に毎日新聞(新潟地域版)で報道された。また、NHK新潟放送局が6月6日の夜に報道した。(詳しくは、こちらの過去ログを参照)ところが県内最大の報道機関である「新潟日報」(地方日刊紙)がこれまで一度も報道していない。大変、不可解・不思議な現象だ。この件についての過去ログは以下のとおり。⇒時局短信1.2時局短信1.3時局短信1.5時局短信1.6時局短信1.7
 また今月9日から開催された阿賀野市議会6月定例会においても、田中市長の公職選挙法違反疑惑に全く触れることなく、21日に閉会している。これも大変、不可解・不思議な現象だ。

 ちょうど同じ頃、6月定例会が開催された東京都議会では舛添要一前知事の「政治とカネ」を巡り大荒れだった(一月遅れのメイストーム?)。舛添前知事の政治資金の私的流用問題についての雑誌・新聞・テレビ・ネットなどメディアによる加熱気味の報道は、さながらメディアによる「魔女狩り」的なリンチのように見えた。都議会6月定例会でも都民の怒りの声と視線を背中に感じたのか、知事与党の自民・公明両党の都議も、舛添前知事が涙声で訴えた(?)今夏リオデジャネイロで開催される五輪閉会式までの延命願いを振り切って、野党と共同で舛添前知事に対する不信決議案を提出する事態に発展した。オール議会から引導を渡された舛添氏は、もはやこれまでと観念し切腹(辞職)と相成った。
 
 田中清善・現阿賀野市長の公職選挙法違反(寄付の禁止)疑惑も舛添要一・前東京都知事の政治資金規正法違反(政治資金の私的流用)疑惑も、両者に共通する点は「政治とカネ」の問題だ。しかし報道機関の扱いや市議会(都議会)での扱いは全く異なる。「カネ」の額(1万円と数千万円)の違い以上に、疑惑を持たれている政治家本人の知名度の違いの方がはるかに大きい。同じ政治スキャンダルでも、メディアの取材・報道対象は読者や視聴者の関心や興味が高い方に向かいやすい。取材された数多の素材の中から厳選されたものが記事や映像・音声となって報道される。特に企業である報道機関(ただし公共放送のNHKは除く。)はこの傾向が強く出る。民放テレビが視聴率に過敏になるのも無理はない。要するに、報道用の記事や映像を制作するために要した費用と新聞・雑誌に掲載する・テレビ放映することによって得られる収入(購読料・スポンサーからの収入)との比較考量によって、取材・報道の対象が決まる!地元紙「新潟日報」も、何度か、舛添前都知事の政治資金疑惑を一面(トップ)で伝えたのも納得できる。※次号に続く。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者