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時局短信1.1~田中清善阿賀野市長が公職選挙法違反の疑いで告発される(その1)

2016年6月9日トピックス


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 

 6月4日(土)付けの読売新聞「新潟」地域版に掲載された記事によれば、
田中市長が阿賀野市長選挙の投開票日前日(4月16日)に行われた元笹神村議の通夜に代理を通じて「阿賀野市長」の名義の香典1万円を届けさせたことが公職選挙法違反(寄付の禁止)の疑いで告発され新潟地検と阿賀野署に受理されていた。香典は公費負担だったという。

 また6月9日(木)付けの毎日新聞「新潟」地域版に掲載された記事によれば、
田中市長が阿賀野市長選挙の投開票日前日(4月16日)に行われた旧笹神村議の通夜に代理人を通じて「阿賀野市長」の名義の香典1万円を届けさせたことが公職選挙法違反(寄付行為の禁止)の疑いで告発され新潟地検と阿賀野署に受理されていた。香典は公費から支出された。公職選挙法は、政治家本人が出席して私費を支出する場合を除き、選挙区内の通夜や葬儀に香典を出すことは寄付に当たるとして禁じている。

 さらに6月6日(月)にNHK新潟放送局が伝えた阿賀野市役所で行われた定例記者会見の映像によれば、
田中市長は、香典の名義が「阿賀野市」であったと強調した。

 表題の事件について、私が確認したのは以上の3つのメディアである。地元紙である新潟日報(発行部数約50万部)に記事掲載がないのが気になる。本日、阿賀野市議会の初日であったが、それに合わせて地元紙に掲載されるのではないか期待していたが残念ながら掲載されなかった。明日以降、全国紙よりも内容が充実した記事が掲載されることを期待したい。

 さて、今月1日から始まった東京都議会では、政治資金規正法違反容疑(政治資金の私的流用)で告発された舛添要一東京都知事に対し、連日、公私混同の支出があったとして集中審議が行われている。新聞や放送局などのメディアも全国の読者・視聴者に向けて、都議会での審議を連日報道している。

 一方、阿賀野市議会では、残念なことに田中清善阿賀野市長が公職選挙法違反の疑いで告発されたことが全く審議されることなく、平穏無事に初日の日程を終えている。ニュースの重要性や価値で比較すれば、舛添東京都知事の方が上かもしれないが、明日以降、この事件に関する市議会の審議が行われることを期待したい。※次号に続く。

(あとがき)
 私の生まれ育ったふるさと(旧笹神村、現阿賀野市)に戻って生活を始めてから8年余りとなるが、私が市長を退任した以降、この地域に風土病のように根付いている二つの社会現象がある。「長い物には巻かれよ」(意味:勢力・権力のある者には逆らわないほうが得である。)と「事なかれ主義」(意味:いざこざがなく平穏無事に済みさえすればよいとする消極的な態度や考え方。)である。不義を目にしてもじっと耐え忍んでいる閉鎖的な地域性が窺える。
 そんな中で、義憤(正義感)から敢えて告発状を提出した市内の50歳代の男性(6月4日付け読売新聞新潟版記事による。)に対し拍手喝さいとエールを贈りたい。この種の事件(政治スキャンダル)の多くはオンブズマンなど市民団体や政治団体から告発される。告訴と違って被害者はいない。告発した男性にとっては得(利益)になるものではない。むしろ告発人が受けるかもしれない権力者からの仕返しや仕打ちが心配だ。
 私の好きな言葉の一つに「義を見てせざるは勇無きなり」(論語)がある。この言葉の意味は「人として行うべき正義と知りながらそれをしないことは、勇気が無いのと同じことである。」 身の危険を覚悟の上で告発に踏み切ったこの男性の勇気を称えたい。あなたこそ、この地域特有の閉鎖的な環境を変えることのできる真の勇者だ。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者