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時局短信1.6~田中清善阿賀野市長が公職選挙法違反の疑いで告発される(その6)

2016年6月15日トピックス


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 
 
 先日、この件に関する新聞・テレビ報道を見た私の支持者から有益な情報をいただいた。元笹神村議(合併前の笹神村議会議員)の葬儀が3月中旬頃に行われ、田中市長本人は通夜に出席せず、代理を通じて通夜会場に「阿賀野市長」名義の香典が届けられたというものである。残念ながら受け取った香典袋は遺族が処分して今は手元には残っていないそうである。前号で言及したように香典の名義(表書き)が「阿賀野市長」であっても「阿賀野市」であっても関係がない。要は田中市長本人が通夜に出席せず香典だけを代理を通じて届けさせた(金銭の供与)こと自体が問題なのだ。
 
 3月中旬といえば、選挙の告示日(4月10日)の1か月前頃である。禁止される寄附(公職選挙法第第199条の2違反)に当たるかどうかは司直の判断に委ねられているが、今回告発された投開票前日4月16日の香典だけでなく3月中旬の香典も、「選挙に関しての寄附」になるのではないか。選挙に関する違法な寄附となれば1年以下の禁固又は30万円以下の罰金だ。選挙に関しない寄附(かつ通常一般の社交の程度を越えない)の場合が50万円以下の罰金であるのと比較して罰則が強化されている。
 私が懸念することは、田中市長本人が通夜に出席することなく香典だけを代理を通じて通夜会場に届けさせることが常態化していなかったかである。

 話代わって、数日前の出来事であるが、事務所の郵便受けを開けたらA4サイズの茶封筒が入っていた。封筒のあて名が「地域政党日本新生御中」とあり差出人は書いてなかった。切手は貼っていなかったので、誰かが事務所の郵便受けに投函したらしい。恐る恐る書類袋を開けてみてびっくり。新聞・テレビ報道された田中清善阿賀野市長の公職選挙法違反の告発状の写しが入っていた。告発状は2通。いずれも新潟地方検察庁検事正宛てのものであった。告発状のほか事件の顛末を詳細に記録したメモ(A4版3枚)も入っていた。紙幅の関係で、次号で詳しくお伝えしたい。乞うご期待を。※次号につづく。

(あとがき)
 本日会期の最終日を迎えた東京都議会では政治資金の私的流用疑惑を追及されている舛添都知事に対して、不信任決議案を提出することで都議会各会派が一致したとのニュースがインターネットで確認できた。この不信任案は可決される見通しで、可決されれば舛添都知事が対抗手段として都議会を解散させるか、自らが辞職するかの選択を迫られることになる。(都議会解散と自らの辞職を選択することも可能)いずれにしても、政局(選挙)がらみの展開になってきた。
 一方、私が住む阿賀野市議会では今月9日から6月定例会が始まったが、平穏無事に議事が進行している。一般質問も通常通り終了し、本日から総務文教委員会を皮切りに常任委員会が始まる。また、田中市長の香典疑惑に関して、県内最大の報道機関(新潟日報)が一切報道しないことに加え、市議会でも田中市長の香典疑惑を審議しない姿勢について、一市民・一有権者の立場で見ると異常事態のように見える。10月には市議選がある。この事件(田中市長の香典疑惑)がらみで新人候補が出てくるという話が私の耳に入っている。

posted by 地域政党 日本新生 管理者