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時局短信1.8~田中清善阿賀野市長が公職選挙法違反の疑いで告発される(その8)

2016年6月17日トピックス


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 

 今号は告発人X氏から届いた告発状及び記録メモをもとに、田中市長の香典疑惑についてお知らせしたい。
 
●告発状及び記録メモにより当時の状況を再現すれば以下のとおり。 
 ・告発状によれば、阿賀野市長選挙投開票日の前日16日に阿賀野市内の葬祭場で行われた元笹神村議会議員の通夜に、田中市長が自ら出席することなく、市役所職員に「阿賀野市長」名義の香典を届けさせたというものである。なおX氏はこの通夜に出席していた。
 ・受付で「阿賀野市長」名義の香典を受け付けたA氏は、周囲に居る者に市長の名前を訪ねて、阿賀野市長が被告発人(田中清善氏)であることを確認した。通夜式の途中で「阿賀野市長田中清善」名義の弔電が披露された。会場では「阿賀野市」名義の供花も提供されていた。
 ・4月20日午前7時30分頃、X氏が遺族のB氏に「阿賀野市長」名義の香典を確認したところ、B氏は「もらっていない。」と回答した。
 ・4月20日午前中に、X氏が市役所に赴き市長政策課の秘書担当C氏に「阿賀野市長」名義の香典について尋ねたところ、以下の点を確認
  ①香典の名義は「阿賀野市長」
  ②香典の金額は1万円
  ③香典は公費負担
  ④香典を届けた職員は総務課長のD氏
 ・その他、市役所秘書担当のC氏に尋ねて確認できた点は以下のとおり。
  ①「阿賀野市長田中清善」名義の弔電は公費負担でないこと
  ②通夜会場に供与された「阿賀野市」名義の供花は公費負担であること

●記録メモからその後の経過をお知らせする。
 ・4月21日午前9時頃、X氏が所轄署に告発状を提出。担当した署員が告発状のコピーをとって原本をX氏に返した。
 ・4月28日午後6時頃、所轄署の刑事からX氏に電話があり、5月2日午前10時に来署願いたい旨の連絡を受ける。
 ・5月2日午前10時頃、X氏が所轄署に出向いたところ、担当刑事から2件とも不受理との説明を受ける。担当刑事が説明した不受理の理由は以下のとおり。
  ①選挙運動用ビラの違反については、頒布責任者と住所が不整合でも構わない。
  ②香典の違反については、香典の名義が「阿賀野市長」ではなく「阿賀野市」であると確認された。
 ・5月2日午後5時頃、X氏が告発状を新潟地方検察庁に郵送。
 ・5月12日午後4時頃、X氏が新潟地検の検察事務官から2件(選挙運動用ビラ・香典)とも受理する旨の連絡を受ける。
 ・5月13日午後3時頃、X氏が所轄署の担当刑事から告発状2件とも正式受理する旨の連絡を受ける。
 ・5月20日午後3時30分頃、X氏が市役所に赴き市長政策課の秘書担当C氏に香典の名義(表書き)について再度尋ねたところ、C氏は「阿賀野市」と回答
 ・5月23日午前11時過ぎ、X氏が通夜に香典を届けた総務課長のD氏に香典の名義(表書き)について再度尋ねたところ、D氏は「阿賀野市」と回答
 ※次号に続く。

(あとがき)
 記録メモには告発に至った経緯や告発した後の経過が時系列に詳細に記述されていた。特に関係者とのやりとりはまるで録音テープを起こしたように生々しく記述されている。その一部を明らかにする。(個人情報は秘匿)
・6月9日、市議会を傍聴するが(傍聴人は)私を入れて3人だけ。午前12時から40分間、税務課に呼ばれて(納税の)話をする。まだ、お昼も朝食も食べていないのに、本当に常識が分からないようだ。A税務課長、B徴収係長、C総務部長が高圧的な言葉や、暴言を私に浴びせる。A税務課長から、次のような話があった。「税金の滞納を早くなくしてくれ、奥さんや、娘さんがいるんだろう。分割納付なんてあてにならないぞ。X君の土地や建物を差し押さえて競売してやらなければならないんだぞ。昔と違うんだから、体を壊しても死んでも早く納めろ。」
※まるで、サラ金の取り立てのような暴言だ。(筆者の感想)

・お昼の12時40分頃、(私に暴言を吐いた)A税務課長、B徴収係長、C総務部長の居る部屋に田中市長が来ると、(3人は)更に高圧的な態度になる。(私が帰ろうとして)市長室前の廊下にさしかかったところ、田中市長が私に向かって「Xさん、あなた私に恨みでもあるんですか。告発状が出ているみたいだけど中身で証拠があるんですか。」と問い詰められ、私は「はい、証拠はあります。」と回答した。
※どうして田中市長はX氏が告発人であることを知っているのか。警察・検察当局、一部のマスコミ(読売・毎日)しか知らない情報をどうやって入手できるの???(筆者の見解)
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者