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千里の道も一歩ずつ2~まずは私たち家族が住む町内から始めました(その1)

2015年10月5日トピックス

 私たち家族3人がこの街に転居して4年が経ちました。娘(4歳)が生まれた2011年の8月下旬から現在の家(借家)に住んでいます。この街に4年間住んで分かったことは、少子高齢化の急激な進展と空き家・空き地の増加です。私たち家族が住む町内会(自治会)には現在200世帯以上が暮らしていますが、町内にある住宅の数は世帯の数を上回っています。つまりは、人が住んでいない空き家が増えているのです。空き地もあちらこちらとあります。

 私たち家族が暮らす家が建てられたのは昭和44年です。私が小学4年生の頃です。まだ十分使える家ですが二世代で空き家になってしまったのです。また、日中、通りを歩いている人はお年寄りばかりです。朝晩の散歩も犬を連れた高齢者が多いようです。学校の登下校時に数名の小学生や中学生の姿を見る以外に、普段、子供の姿を目にすることは少なくなりました。もちろん子供の笑い声や泣き声も聞こえません。私たち家族が住む街の状況は、全国の地方都市に共通する現象だと考えています。

 さて、ここで来年4月に実施予定の阿賀野市長選挙向けの政策集(こちら)をご覧ください。政策集の「現状認識」の最初に「ストップ少子化・人口減少!手をこまねいていれば、この街がなくなる!」という、刺激的なチャッチコピーにしたのは、私が4年間この街に住んで感じた実感であり、私たち住民が人口問題にもっと関心を持ってもらいたいという思いからです。私は50年前の自分や家族のこと、当時住んでいた街の状況を振り返ることができますが、50年先は多分お墓の中でしょう。しかし私の家族や街は50年先も存在し繁栄している状況を想像します。この政策集の理念(柱)は「持続可能な地域社会」の実現です。分かり易く言えば、私たちが住むこの街が将来においてもこの場所に存在して繁栄している状況を目指すということです。※次号に続く。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者