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市政かわら版(創刊号)その1

2015年2月12日トピックス

かわら版創刊号ウェブ用20150317_14302717 

市政かわら版の創刊にあたって
 
 田中市政が誕生して間もなく3年を迎える。この間、一市民の立場で田中市政の動向を注視してきたが、不透明、不明朗な市政運営に思えてならない。田中市政に対する私の感想を言葉で表現すれば、「曖昧模糊」、「問題の先送り」、「責任転嫁」、「有言不実行」、「我田引水」等々。政治信条かどうか分からないが「対話と共感」が田中市長のモットーらしい。市の広報の表紙にも印刷されている。誰との「対話」であり「共感」か。市長選挙の際に応援してもらった市議会議員や「消雪パイプを作ります。」などと言って票をもらった有権者か。批判的意見も含めて広く市民の声を聴いているようには思えない。好きか嫌いか、損か得かで「対話」や「共感」の相手を選んでいるようにも見える。

 前回の市長選挙では、私は次のように有権者に訴えた。
 今回の市長選挙、次の4年間の市政を託すトップリーダーとして「誰が適任か」ということに関心が集まっておりますが、もっと大事なことがあります。それは、次の4年間の市政をどのような「政治理念・信条」の下で行うかであります。まさに「政治選択」であり、今、3つの選択肢が皆さんに示されています。
 一つ目は、「利益誘導」の政治であります。「利益誘導」とは、選挙における「票」、政治献金などの「金」を得ることを目的に、支持基盤とする地域や業界団体(利益集団)に政策的な便宜を図ること、すなわち税金のバラマキと不透明な許認可権の行使であります。この利益誘導の政治に時計の針を戻すのか。これが第一の選択肢であります。
 二つ目は、「既得権益」を擁護する政治であります。「今が良ければそれで良い、自分さえ良ければそれで良い。」このように、後先のことや将来のことを考えない、隣人のことを思いやることもない。我が身大切とばかり「既得権益」にしがみつく守旧派勢力に市政を預けるのか。これが第二の選択肢であります。
 三つ目は、「改革を断行する」政治であります。次代の阿賀野市を担う子供たちなど将来世代に、確かな資産を引き継ぎ、しっかりとした基礎づくりを行うために、痛みは伴うものの市政改革を継続する政治に次の市政を託すのか。これが第三の選択肢であります。もちろん、我が地域政党「日本新生」は皆さんに第三の選択肢を提示します。「改革なければ成長なし!」、「改革なければ進化なし!」、「改革なければ阿賀野市の未来・発展はない!」

 これまでの田中市政を振り返ってみると、まさに「利益誘導」と「既得権者擁護」の市政運営である。特に、ほぼオール与党化した市議会と市長との関係を見れば、このことがよく分かる。今の市議会と市長との関係を言葉で表現すれば、形式的・形骸化、緊張感の欠如、馴れ合い、けん制機能の欠落等々、である。
 また、市議会での論戦が低調なため、マスコミもネタ探しに苦労している。地元紙に載る阿賀野市に関する記事はといえば、毎年行われる恒例行事やイベントくらいである。私が市長をやっていた頃は、「道の駅の中止」や「市立病院の公設民営化」の是非を巡って、議会とは丁々発止の活発な論戦が行われていたし、地元紙には格好の政治ネタとして提供されていたのとは対照的である。市議会での論戦は低調、マスコミも記事にしないため、田中市政に対する市民の関心も薄れてくる。また、順調に市政が運営されているものと錯覚する。
 しかし、私の目から見れば、問題だらけのデタラメな市政運営として映る。この度発刊する「市政かわら版」では、不透明、不明朗な田中市政について、市長経験者である私がメスを入れて、市民にも分かり易い言葉で説明したいと考えている。
 なお、今は現職ではないので、市議会議員をしている弟から、随時、市政情報の提供を受けているが市民の皆さまからも広く情報提供をお願いしたい。事務所の郵便受けを「市政目安箱」としてご活用いただきたい。「なんか変だ。おかしい。違うんじゃないの。」、といったことがあれば、投書してほしい。「かわら版」で明らかにしたいと考えている。次号に続く。
(あとがき)
 このかわら版は印刷物(A4両面1枚)にして、事務所入り口のパンフレット用スタンドに置いてあるので、自由にお持ち帰り願いたい。ウェブ版ということで、このブログでも随時お知らせしたい。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者