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ブログ

阿賀野市長選挙に立候補します!№5

2024年3月6日ニュース

  市民ファースト! 市民目線の市政を実現します。

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。
 私が4月に行われる阿賀野市長選挙に出馬することに際し、この度、行政書士会政治連盟新潟支部から推薦状をいただきました!

 私は令和2年12月に行政書士登録を行い開業しました。現在、新潟県行政書士会(下越支部)に所属しています。行政書士は身近な「街の法律家」として皆さんが住む街で活動しています!
 微力ではありますが、行政書士制度の更なる普及・啓発に努めて参りたいと考えています!

 

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阿賀野市長選挙に立候補します!№4

2024年3月3日ニュース

  市民ファースト! 市民目線の市政を実現します。

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。

 4月に行われる阿賀野市長選挙について、問題提起します!
 「自己都合による議員辞職の結果、補欠選挙が行われることになり、約200万円の血税が使われるはめに。果たして市民の理解が得られるのか?」

 加藤氏は議員辞職する必要がなかった。議員の身分のまま市長選挙に立候補をすれば、立候補した時点で議員の身分を失う。これを「自動失職」という。加藤氏が議員辞職をしなければ、欠員1人のままの状態で市議会が運営され、10月に市議選(本選)が行われ、議員定数(16人)が満たされる。また、市長選挙に併せて行われる補欠選挙に立候補した方は半年後にまた市議選(本選)を迎える。本選にも出馬すれば選挙資金を2回調達しなければならない。半年間で2回の選挙はお金のかかる話だ。

 加藤氏は市議会では最大会派の保守系会派に所属。自身は幹事長という重責を担っていた。側聞ではあるが、この保守系会派の先輩議員の某氏(当選回数5回)から議員辞職を迫られたという。2012年(平成24年)4月の市長選に立候補した雪正文氏(故人)と2020年(令和2年)4月の市長選に立候補した横井基至氏の2人も前年12月末日で議員辞職して市長選挙に臨んでいる。所属会派や先輩議員から議員辞職を迫られたとの話は聞いたことがある。議員による議員に対するハラスメントがあったものと推測できる。

 くだんの先輩議員が、こともあろうに無会派の私に対しても「市長選挙に出るのであれば、退路を断つべきだ。」と議員辞職を迫った。私はすかさず、「私に議員という議席を与えてくれた有権者(市民)の気持ちを考えると、最後の最後まで議員としての職責・務めを果たしていきたい。」と応えた。
 加藤氏だって私と同じ気持ちではなかったのか。自身が保守系会派の幹事長を務めていたこともあり、やむなく苦渋の決断を迫られたのではないかと推測している。加藤氏が幹事長を退任した後、くだんの先輩議員が後釜に収まっているのは、何とも皮肉な結末である。

 

posted by 地域政党 日本新生 管理者

阿賀野市長選挙に立候補します!№3

2024年3月2日ニュース

  市民ファースト! 市民目線の市政を実現します。

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。
 4月に行われる阿賀野市長選挙について、問題提起します!
 「自己都合による議員辞職の結果、補欠選挙が行われることになり、約200万円の血税が使われるはめに。果たして市民の理解が得られるのか?」

 4月の市長選挙に立候補を予定している加藤博幸氏は昨年12月末日で議員辞職した。加藤氏が議員辞職したことにより、市議会議員の定数(16人)に欠員(1人)が生じ、市長選挙に併せて行われる市議会議員の補欠選挙が(欠員1人)が行われることになった。補欠選挙を執行するための経費が約200万円。全て税金である。

 加藤氏は私と同様、令和2年10月の阿賀野市議会議員選挙で初当選した。加藤氏は4月に行われる阿賀野市長選挙に立候補するため、昨年12月末日で議員辞職した。「退路を断って市長選に臨む。」と言えばカッコよく聞こえるが、加藤氏が自己都合で議員辞職した結果、補欠選挙が必要になり、そのための経費として約200万円もの血税が使われるはめになった。

 阿賀野市では、オリンピックイヤー(今年はパリ五輪)の4月に市長選挙が行われ、半年後の10月に市議選挙が行われる。4月の市長選の執行に併せて行われた市議の補欠選挙(いわゆる便乗選挙)は過去2回あった。

 4年前の2020年(令和2年)4月の補欠選挙では欠員3であった。欠員が生じた事由は、任期中に死去した2人と市長選に立候補するために前年12月末日で議員辞職した1人を加えた3人を補充するために行われた。

 12年間の2012年(平成24年)4月の補欠選挙では欠員2であった。欠員が生じた事由は、任期中に死去した1人と市長選に立候補するために前年12月末日で議員辞職した1人を加えた2人を補充するために行われた。

 今回、行われる補欠選挙は過去2回の補欠選挙(2012年、2020年)とは事情が全く異なる。過去2回行われた市議の補欠選挙は任期中に死去した議員の欠員を埋めるのが主目的で、そこに市長選挙に出馬するために議員辞職した1人を加えて行われた。

 しかし、今回の補欠選挙は加藤氏が市長選挙に出馬するために議員辞職したことにより欠員(1人)が生じたために行われる。自己都合で議員辞職した加藤氏のために税金約200万円を使って補欠選挙が行われることになったのだ。

 加藤氏は議員辞職する必要がなかった。議員の身分のまま市長選挙に立候補をすれば、立候補した時点で議員の身分を失う(「自動失職」という)。欠員1のままの状態で市議会が運営され、10月に市議選(本選)が行われ、議員定数(16人)が満たされる。

 公職選挙法上、地方議会において議員の欠員が定数の6分の1を超えた時に補欠選挙が行われる。阿賀野市議会の場合3人の欠員が生じた場合に補欠選挙が行われる。ただし6分の1超の条件を満たさない場合でも、都道府県知事(市区町村長)の選挙等が行われる場合、選挙の告示前(市区町村議の場合は選挙の告示の日前10日)までに欠員があれば、同時に補欠選挙(いわゆる便乗選挙)が行われる。補欠選挙を行うべき事由が発生した場合50日以内に行われるが、任期満了の6か月以内に欠員が生じた場合、補欠選挙は行われない。(次号に続く。)

posted by 地域政党 日本新生 管理者

阿賀野市長選挙に立候補します!№2

2024年2月25日ニュース

  市民ファースト! 市民目線の市政を実現します。

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。
 私は本年4月に行われる阿賀野市長選挙に立候補することを表明しました。
 阿賀野市長選挙は4月14日告示、21日投開票の日程で行われます。
 ご支援のほどよろしくお願いします。
 市長選挙に向けた政策「シン・アガノシ創生」については、下記をご覧ください。
 シン・アガノシ創生

 地元紙(新潟日報)の報道によれば、今春の市長選挙では、当初、現市長(田中清喜氏)の4選出馬もささやかれていましたが、田中氏は出馬しないことを表明しました。~2023.1.12(金)付け報道
 現在、私を含め4人が出馬表明(新人3人、元職1人)をしています。4人について、報道された順に紹介します。

 〇阿部松雄氏(71歳)氏~2023.7.19(木)付け報道
 ・阿賀野市京ヶ瀬地区出身。1995年から旧小須戸町(現新潟市)町議を3期、新潟市議を5期
  務めた。
 ・「現市政は職員を大事にせず、市民の声が届いていない」と主張。
 
 〇加藤博幸氏(66歳)~2023.12.16(土)、12.19(火)付け報道
 ・旧水原町出身。獣医師。全農県本部畜産部長を経て2020年の市議選で初当選し現在1期目。
 ・(現市政について)「組織全体がトップダウン的。(職員ら)関わる人を生かしきれていな
  い」と主張。

  ※加藤氏は昨年12月31日付けで議員辞職した。

 〇天野市栄氏(65歳)~2024.1.31(水)、2.3(土)付け報道
 ・旧笹神村出身。県職員を経て2008年の市長選挙で初当選し1期4年間市長を務める。2020年の
  市議選で初当選し現在1期目。
 ・「現市長がやり残した仕事をやれるのは私しかいない。特に能登半島地震を踏まえ、市の指
  定避難所の環境を整備したい」と主張。

  ※私のプロフィールはこちらをご覧ください。

 〇遠藤寛和氏(46歳)~2024.2.2(金)、2.6(火)付け報道
 ・旧京ヶ瀬村出身。東京の通信会社を経て、同社を買収した大手通信会社に勤務。
 ・「デジタル化など、他の自治体から遅れている部分を変えたい。地域として生き残るため、
  市政を変革しなければいけない」と主張。

 以上4人の立候補予定者に関する報道内容でした。
 

posted by 地域政党 日本新生 管理者

阿賀野市長選挙に立候補します!№1

2024年2月11日ニュース

  市民ファースト! 市民目線の市政を実現します。

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。
 私は本年4月に行われる阿賀野市長選挙に立候補することを決断しました。
 阿賀野市長選挙は4月14日告示、21日投開票の日程で行われます。
 この度、市長選挙に向けた政策(原案)「シン・アガノシ創生」が完成したのでお知らせします。

 「シン・アガノシ創生」は阿賀野市を、
➀元日に発災した能登半島地震を踏まえ、私が市長時代(平成16年4月~20年4月)に取り組ん
 だ東日本大震災と東電福島第1原発事故による福島県からの被災者受け入れ経験を活かして、
 災害に強い「まち」にすること、
➁合併時(平成16年)から2割も減った人口にストップをかけて、人口を安定的に維持していけ
 る「まち」にすること(※)、
 などをコンセプトとするまちづくりのプランです。

※平成16年4月1日に旧4か町村が合併して誕生した阿賀野市は令和6年3月末で市制施行後丸20年になります。残念ながら合併後も人口減少は続き、合併当初の人口(約5万人)が現在4万人を下回っています。合併時の人口が2割消失したことになります。毎年約500人のペースで人口が減っており下げ止まっていません。
 何としてもこれ以上の人口減少を抑え人口維持の着地点を見つけ出す必要があります。その鍵となるのが、生産年齢(働く世代)と年少人口(子供世代)で構成する子育て世帯を増やすことです。そのためには、若者に住まいと働く場を提供し、質の高い子育て環境や教育環境を整備することが求められています。

  シン・アガノシ創生
※阿賀野市内在住の皆さんには、2月25日(日)の新聞各紙の折り込みにてお知らせします。

※「シン・アガノシ創生」は原案なので、皆さんからのご意見、提言を頂きながらより良いものに仕上げていきたいと思います。ご意見、提言はこちらにお寄せください⇒ichiei58@gmail.com

 

 

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「いちえいの市議会短信」Vol.22~市議会通信第7号発行!

2024年1月17日ニュース

 ブログ読者の皆さん、こんにちは。元日午後4時10分頃、最大深度7の大きな揺れと津波が能登半島を襲い甚大な人的・物的被害が発生しました。16日現在の死亡者は222人(災害関連死14人を含む。)、重軽傷者は1036人、避難者の数は1万6070人にのぼっています。
 震災で亡くなった方に忠心より哀悼の誠を捧げますととともに、被災された方に心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興を切に願っております。

 本日、「いちえいの市議会通信第7号」をアップしました。内容は私の初夢「シン・アガノシ創生」で、阿賀野市を「元気に、明るく、安心して、健康で暮らせる」ための政策提案です。
 市議会に課せられたミッションは大きく分けて2つあります。「市政監視」と「政策提言」です。私は、これまでも議員活動を通して政策提言を行ってきましたが、「多勢に無勢」のなか実現に至りませんでした。一人でも政策実現できる方法はないものかと模索しています。

 いちえいの市議会通信第7号

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「いちえいの市議会短信」Vol.21~市議会通信第6号発行!

2023年12月2日ニュース

 ブログ読者の皆さん、ご無沙汰してしています。今年の夏は世界的に例年にない猛暑と少雨で、熱中症などの健康被害や農作物の生育不順に見舞われました。特に稲作農業が中心の新潟県では、23産米の品質(等級)が下がって米農家の手取り収入が大幅に減少しました。このため県や市町村では農家の減収を補填するための支援策を実施しました。

 気候変動による地球温暖化の進行を止めない限り、今夏のような猛暑は来年以降も続くとみられています。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が開催されました。今月1日からは条約に加盟する約130の国・地域の代表が演説する首脳級会合が始まりました。国連のグテレス事務総長は会合冒頭の演説で、気候危機は「世界の指導者であるあなた方だけが治すことのできる病だ」と強調しました。日本の岸田首相は演説の中で、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量を吸収量や除去量と合わせて全体で正味ゼロにすること)を目指した日本の取組みを紹介しながら、気候変動を話し合う国際会議を主動することを説明しました。今年は気候変動の波が私たちの生活空間に入り込んでいることを実感させる夏となりました。我が家では調理過程で出た野菜くずをたい肥化して畑にすき込んでいます。たい肥→有機肥料→有機野菜→野菜くず→たい肥化と循環させています。「生ごみ、燃やせばCO2発酵させれば肥料」です。地球温暖化をストップさせるために私たちでもできることは沢山あります!

 今年も残すところ1か月を切りました。遅くなりましたが、「いちえいの市議会通信第6号」をお届けします。内容は市議会定例会(令和4年12月、令和5年3月・6月・9月)の一般質問の概要についてをまとめてお知らせします。次号7号(特集号)は年明けの1月中に発行します。内容は「シン・阿賀野市創生」です。私のこれまでの議員経験を踏まえた、近未来の阿賀野市の設計図をお示しします。

 いちえいの市議会通信第6号

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考察「新潟県議会議員選挙(統一地方選挙)」Vol.1

2023年3月12日トピックス

 新潟県内の2023年統一地方選挙は、新潟県議選と新潟市議選が前半日程(3月31日告示、4月9日投開票)で行われ、後半日程1(4月16日告示、23投開票)で加茂市長選、長岡市・柏崎市・新発田市・小千谷市・加茂市議選、後半日程2(4月18日告示、23日投開票)で、田上町・湯沢町・刈羽村・弥彦村・粟島浦村の町村議選が行われる。私が住んでいる阿賀野市で行わる統一選は県議選のみである。

 3月9日付け地元紙(新潟日報)によれば、県議選全27選挙区(定数53)のうち、選挙選になる選挙区が14選挙区、無投票となる選挙区が13選挙区となり定数の4割に当たる21人が無投票当選者となり戦後最大規模になる可能性があると伝えている。無投票になれば選挙を通じて県民の政治的意思を表明する機会が奪われたことになる。昨今の地方選挙の低投票率もそうであるが、まさに民主主義の原点と言うべき選挙制度が形骸化している実態が浮き彫りになっている。

 さて、気になる阿賀野市選挙区(定数1)の動向であるが、これまで自民党現職のH氏(現在8期目)以外に名乗りを上げる人がいなくて無投票になるかと思いきや立候補を模索している陣営がいるという。是非とも立候補してほしい。現職に対する批判票の受け皿になるだけでなく県勢発展に向けたメッセージを発信できる人が名乗りを挙げていただきたい。

 過去2回(2019年、2015年)の選挙は、現職H氏と新人(元国会議員秘書)T氏の一騎打ちとなりいずれも現職が当選した。東日本大震災(東電福島原発事故)が発災した2011年の県議選では現職のH氏の無投票当選であった。当時の国政は民主党政権下にあったが、当時も今もそうであるが新潟県議会は議席の過半超を自民党が占めている。このため議長と副議長のポストは自民党が1年交代で独占している。多数を占める自民党の「おごり体質」が端的に表れている。象徴的だったのは自民党議長だったK氏が詐欺事件の告発を受けて議長の職を途中辞任。その後、自民党を離党し今期限りの引退に追い込まれた事件は記憶に新しい。(代表 天野 市栄)

 

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「いちえいの市議会通信」Vol.20~トカゲのしっぽ切りか?

2023年3月10日ニュース

 ブログ読者の皆さんこんばんは。阿賀野市議会議員の天野市栄です。市議会3月定例会が2日から始まりました。し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託について、担当職員による一連の不適正な事務処理に対して「市長として管理責任をとる」ということで、初日の2日に田中市長の給料月額を20%カット・1か月減額する内容の議案が市議会に追加提案され可決されました。6日には本会議場で総務部長から職員の処分が報告されました。給料月額について担当職員(係長)が10%カット・3か月、当時の担当課長が10%・1か月の処分です。また同日付けで報道発表も行われました。

 職員に対する懲戒処分には、処分の程度が軽い順に「戒告」「減給」「停職」「免職」の4種類がありますが、担当職員による覚書の作成に気づいていた思われる課長補佐や部内の意思疎通(ホウ・レン・ソウ=報告・連絡・相談)を怠ってこのような事態を招いた担当部長に対しては厳重注意となり懲戒処分を免れました。この二人に対する処分は「戒告」になると思っていたので驚きました。

 そもそも、この事件が市議会に報告されたのは昨年8月5日です。事件発覚から半年以上も経過したこの時期に、田中市長や職員に対する処分が行われたことは遅過ぎたと感じています。私だけでなく市民も同様に感じているのではないでしょうか。この事件は新聞でも報道され、また、し尿の汲み取り作業が一時、遅滞するなど行政サービスの低下を招きました。これでは市民に対する説明責任が果たされているとは思われません。市議会が設置した調査特別委員会が作成した検査報告書を待って市長や職員の処分が行われたことについて疑問に感じています。

 調査特別委員会は事件の真相解明と今後の再発防止策を提言するために設置したもので、職員の処分を行うために設置したものではありません。職員の処分は市の綱紀委員会で審議されることになっていますが、結果的に調査特別委員会の検査報告を受けて行われました。また検査報告書に記載されている事実確認のための資料や参考人からの聴取内容のほとんどは市側から提供のあった資料や市職員からの聴取内容です。もう一方の当事者である事業者側から提出された資料は少なく、また参考人(事業者側)から聴取した内容は秘密会で行われたため検査報告書に反映(記述)されていません。このように検査報告書は市側の資料や証言を中心にまとめれ事業者側は蚊帳の外に置かれています。

 調査特別委員会が目指した事件の真相究明(事実確認)には至っていないと考えています。この事件への市長はじめ上層部の関与は不問に付され、不祥事を引き起こした職員二人(担当職員と担当課長)に責任をなすりつけているような気がします。まさに「魔女狩り(私刑)」「とかげのしっぽ切り」です。私はこの事件をこれで終わりにすることなく引き続いて探究していきます!

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「いちえいの市議会短信」Vol.19~20%カット・1か月

2023年3月4日ニュース

 ブログ読者の皆さんこんにちは。阿賀野市議会議員の天野市栄です。市議会3月定例会が一昨日の2日から始まりました。会期は17日までの16日間です。例年、3月定例会では新年度予算案など執行部提出の議案が増えてくることからを会期が長く設定されています。初日の2日に田中市長の給料月額を20%カット・1か月減額する内容の議案が市議会に追加提案されました。これは、し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託について、担当職員による一連の不適正な事務処理に対して市長として管理責任をとる、というものです。職員による不適正な事務処理については、市議会においても地方自治法第98条第1項に基づき調査特別委員会を設置し、事件の事実確認や背景、要因、人事管理、内部統制について検査を行い検査報告書をとりまとめました。この検査報告書は2日に本会議で報告されました。私も特別委員会の一員として参画しました。なお検査報告書は下記のPDFをご覧ください。
 検査報告書

 さて、私が市長就任の期間(2008.4~2012.4)に行った私自身の減給処分は15%カット・48か月でした。これに5%カット・1か月が2回ありました。15%カットは前市長時代に悪化した市財政の健全化のために行い、5%カットの2回は当初予算科目の更正や病院管理者の任用に関してのもので、いずれも反市長が多数を占める市議会からの圧力によるものでした。まさに「多勢に無勢」でした。当時の私の減給処分に比べれば、田中市長の減給処分はずいぶんと軽い・甘い処分だと感じました。阿賀野市議会議員16人中、市長派議員が10人。まさに「数の論理」が道理を曲げた結果だったと理解しています。

 私以上に議会からの圧力を受けて辛酸を嘗めた首長が県内にいらっしゃいます。津南町の桑原悠町長(現在2期目)です。町立保育園の統合を見据えて行われた保育園舎増改築工事の入札が2度に渡って不調になったことに対する減給処分で、こちらは30%カット・6か月です。保育園の統合問題(是か非か)も絡み合いこのような厳しい結果になったと理解しています。私は「そこまでやるのか!これは(議会による)いじめではないか!」と感じました。桑原町長には、これにめげずに所信を貫いてほしいと願っています。

 「し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託」問題は市議会での審査はこれで終了しましたが、自治法第98条による検査権の限界を感じました。当初は強大な調査権(罰則付きの証人尋問・記録の提出)を付与する100条委員会を設置する予定でしたが、いつの間にか骨抜きにされ権限の弱い98条による委員会設置になってしまいました。これも市長派議員が多数を占める阿賀野市議会の「数の論理」を見せつけた一場面と理解しています。「真実は一つ!」私は一議員として、今後ともこの問題を追及していきたいと考えています。
(代表 天野 市栄)
 

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