阿賀野市長選挙に立候補します!№7
ブログ読者の皆さん、こんにちは。
4月に行われる阿賀野市長選挙について、問題提起します!
「市長選に出馬予定の加藤博幸氏は自身が自治会長を務める自治会集会所を選挙事務所に使っている!多額の税金が投入され建設された公的施設を私的利用(私物化)していることについて、果たして市民の理解が得られるのか?」。
加藤氏が選挙用に作成したと思われる名刺を拝見すると、平成29年4月から自治会長を務めているらしい。自治会長に就任して間もなく丸7年が経過する。長期政権(!?)のなか、加藤氏は自治会長としての権限をフル活用(職権乱用)して自治会集会所を私物化している実態が明らかになった!
地元紙によれば、加藤氏の市長選への出馬が明らかになったのは昨年12月16日。しかし加藤氏が市長選に出馬するらしいとの噂は以前から議員の間で広まっていた。加藤氏は自身の市長選出馬が報道発表されてから程なく議員辞職した(昨年12月31日付け)。その後、「加藤ひろゆきを市長にする会」が結成され市長選の準備が始まったようだ。加藤氏が自身の選挙事務所に選んだのが、自身が自治会長を務める自治会集会所(町内会館)である。
「加藤ひろゆきを市長にする会」は去る3月3日(日)午前10時に、この自治会集会所において事務所開きを行った。側聞ではあるが、この集会には自民党衆議院議員(新潟3区)の斎藤洋明氏、自民党新潟県議会議員の帆苅謙治氏、阿賀野市議会議長はじめ複数の阿賀野市議会議員らが出席したらしい。100名近い参列者が集まった大集会!くだんの集会所は町内の狭隘な道に沿って建っている。入口には加藤氏のポスター4枚が外に向けて貼ってある(公職選挙法違反にあたる。)。VIPの乗った車列やマスコミ関係者の車がこの狭い道に入って来た際の騒々しさ考えると町内に住む住民はどのように感じたことだろうか。
町内会(自治会)では、通常、集会所の建て替えや修繕に備えて、特別会計を編成し資金を積み立てている。この他にも公的資金(税金)が使える。阿賀野市では自治会集会施設の建替え(新築)や修繕などに対し補助金が交付される。交付される補助金(税金)は次のとおりである。
○新築~補助率80%、上限200万円
○全面改築~補助率80%、上限200万円
○修繕(事業費が20万円以上に限る。)~補助率50%、100万円
○下水道接続~補助率50%、30万円
○合併浄化槽接続~補助率50%、60万円
上記のとおり、自治会集会所の建設や修繕などを行う場合、市から手厚い財政支援(税金投入)が受けられる。多額の税金がつぎ込まれている自治会集会所を自身の選挙事務所として転用するとは言語道断!まさに税金の私的利用(私物化)だ!市議会議員もやっていながら、公私の区別ができない人に市長選挙に出る資格はあるのだろうか。
(あとがき)
私が住む町内会(自治会)では、町内会館(自治会集会所)は町内用務以外の目的外使用は一切、認めていない。これが普通のやり方であろう。加藤氏の町内会では、会長になると、会長権限として個人的利用が認められているのだろうか。