2012年4月
« 3月   5月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ブログ

阿賀野市長選挙立候補予定者による公開討論会を終えて(その2)

2012年4月11日トピックス

 一見、争点がなさそうに見える今回の市長選であるが、実は隠れた争点がある。市長選に合わせて行われる市議補選や10月に実施される市議の改選も含めて考えると争点が見えてくる。
 市長選の争点は、議員定数の見直し(削減)を含む市議会改革である。

 我が地域政党「日本新生」では、2012年阿賀野市長選挙並びに市議会議員選挙に向けたマニフェストを作成し発表している(詳しくはこちら)。このマニフェストには市政改革のほか市議会改革のための政策として、議員定数4減、議会会期の通年化、議会・議員活動の可視化など6項目を挙げている。この点が他の市長選候補予定者のマニフェストとは大きく異なる。

 確かに二元代表制(市長や市議は各々選挙で選任される)を踏まえれば、市長選候補予定者が自身のマニフェストに市議会改革を掲げることは本来あり得ない話。しかし政党のマニフェストであれば市議会改革を掲載することは何ら矛盾しない。実はこれは建前論であり本音は違う。本当の理由は、他の2人の市長選候補予定者は、現職の市議(現員20人)から支持を得ていることから、自身のマニフェストに市議会改革を載せることはできないのである。(これについては11日付け地元紙を参照)一方、私に対する市議の対応については、「坊主憎ければ、袈裟まで憎し」とばかり、政党のマニフェストに市議会改革が入っていることを理由に(坊主憎ければ)、政党代表=市長選候補予定者の私まで嫌って(袈裟まで憎し)逃げってしまったと考えている。

 市長と議会の関係は「車の両輪」に例えられることがあるが、これは「(市政運営にあたり)二つのうちどちらも欠くことのできない密接な関係」すなわち「二輪が両立(独立)し、互いにけん制する関係」をいうのであって、「癒着し、馴れ合いながら一輪になる関係」を指しているのではない。先の公開討論において、「市長と市議会とのあるべき関係」についてのテーマがあれば、市長選候補予定者の政策上の争点が浮き彫りになったはずである。
 我が地域政党「日本新生」は、市長選・市議(補)選にあたり、次のことを強く訴えてまいりたい。
 「市長が代わっても、市議会を変えなければ、阿賀野市の未来・将来はない!」
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者