昨年、12月の市議会において市議会基本条例が可決されました。条例は本年４月１日から施行されます。さて、この条例には美辞麗句が随所に散りばめてあります。その一部を紹介し批評します。
○「市民を代表する」について
・「市民を代表する阿賀野市議会…」（附則）
・「議会は、市民を代表する議決機関であることを常に自覚し…」（第２条）
・「議員は、…市民を代表する合議制の機関として、…」（第３条第１項）
・「議員は、…市民の代表としてふさわしい活動をします。」（第３条第２項）
・「議員は、市民全体の代表者としてその倫理性を常に自覚し…」（第16条）

（筆者のコメント）
「議会（議員）は市民を代表する」という文言が５箇所もある。当然のことであり、ことさら強調する必要はないのではないか。それとも前回市議選（H20年10月）で無投票当選であったことに負い目を感じているのだろうか。今年10月に行われる市議選では市民（有権者）の審判を受けて代表権を得てほしい。

※４月の市長選挙に便乗して行われる市議補選では、２人の当選枠に対し現在４人が立候補を表明している。競争率２倍の難関にチャレンジする挑戦者たちにエールを送りたい。ガンバレ！
※次号に続く。
（代表　天野市栄）