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阿賀野・水原まつり死亡事故を悼む2

2026年10月21日ニュース

 物言う市議、闘う市議、AI市議「いちえい」

 事故が起きた翌日8月25日付けで市のホームページに報道機関向けに、水原まつり実行委員長と名誉会長である加藤博幸市長の連名で事故についてのコメントが(こちら)に掲載されている。実行委員長のコメントには「実行委員会として、この事態を強く受け止め、関係機関と協力して、原因究明に努めてまいります。」とあるが、加藤市長のコメントには遺族に対するお悔やみの言葉のみで、事故原因の究明や再発防止策についての言及はなかった。ところで実行委員長と名誉会長の加藤市長は遺族宅に弔問に伺ったのだろうか(阿賀野市商工会長が弔問に行ったという話は聞くが、加藤市長の話は聞かない。)

 私の市長時代(2008年4月~2012年4月)の経験から推察すれば、8月24日の事故当日、まつり実行委員長と加藤市長は灯籠押し合いの審査員として事故現場付近に居たと思われる。灯籠押し合いの開会式と閉会式(1番灯籠の表彰式)は代官所前で行われ、開会式の後、商店街通りにある旧丸岡産婦人科医院近くに設けられた審査委員席に市長、市議会議長、まつり実行委員長(当時は水原商工会長)が着座して、押し合いに参加した団体の審査を行う。今回の事故はまさに実行委員長と加藤市長の目の前で起きたと思われる。なお、情報公開請求で入手した「第49回水原まつり役員名簿」を見ると、名誉会長の加藤市長が最上位に掲載され、その下に顧問として阿賀野警察署長・阿賀野市議会議長・阿賀野市観光協会長が並んでいる。また、顧問の下にまつり実行委員長、実行委員長の下に副実行委員長の名前が載っている。私にはこの役員名簿の序列が今回の事故に対する責任の度合いを示しているかのように感じる。

 事故から約1か月後の9月18日に、市当局から市議会に対して事故の概要についての説明があったが、これまで地元紙(新潟日報)が報じた内容の一部をまとめた程度で、新たな情報提供はなかった。一方、地元紙(新潟日報)の10月1日付け朝刊には事故の続報が詳細に報じられ、男子高校生が亡くなった事故を受けて、まつり実行委員会内に検証委員会を立ち上げ、10月に初会合を開催する予定と伝えている。事故発生から間もなく2か月になるが、依然として市当局から市議会に対する情報提供や説明はない。どうやら市当局は責任追及を恐れてダンマリを決め込んでいるように見える。
(次号に続く。)

(あとがき)
 福岡県議会で起きた不祥事などを見ても分かるように、組織的な不祥事や事故が起きると決まって検証委員会が立ち上がるが、法律などの専門家が委員会のメンバーに入る場合もあれば、当事者(関係者・関係団体)から独立した第三者委員会が組織される場合もある。今回設置される検証委員会は主催者側で組織されるもので、果たして、公正・公平な会議運営ができるのだろうか。手前味噌的な検証結果になるのではと危惧している。

posted by 地域政党 日本新生 管理者