政局短信13.1~業界団体丸抱えの組織選挙VS市民の声で紡ぐ草の根選挙…はっきり見えてきた阿賀野市長選挙の構図
阿賀野市長選挙告示日(4月10日)まで1か月後に迫った3月10日に地元地方紙「新潟日報」が伝えた記事は、今回の市長選挙の構図を的確・明確に伝えています。この記事から田中陣営(現職)と天野陣営(「元職」「前職」では?)の構図を整理してみました。
○田中陣営
・支持者・支持団体
①市議 15人
②(中学校の)同級生
③企業団体からの推薦 150団体
※「陣立ては分厚くなった」(後援会幹部の言葉)
○天野陣営
・支持者
①市議 1人(天野市栄氏の弟)
②親戚
③訪問した市内1万世帯
※「組織に頼らない」(後援会幹部の言葉)
3月10日付け地元地方紙からはっきり見えた阿賀野市長選挙の構図は以下のとおりです。
【田中陣営】~業界団体丸抱えの選挙(業界団体の、業界団体による、業界団体のための政治)
→私益優先(業界団体の利益確保)の税金分配、業界団体主導の票集めと見返りを期待した選挙資金の提供
【天野陣営】~市民の声で紡ぐ草の根選挙(市民の、市民による、市民のための政治)
→公益優先(市民の利益確保)の税金分配、手弁当による票集めと見返りを期待しない選挙資金の提供
(あとがき)
地元地方紙の紙面には載っていないが、田中陣営にはH県議という守護神がいる。昨年4月の県議選で田中市長から応援してもらったお返しとばかり、H県議のお膝元である安田地区では建設関係の事業所にH県議と田中市長のポスターが仲良く並んで貼られている。しかもこの二人の写真が外から見えるようにして貼ってある。ウォンッテド!なんか手配写真のようにも見える。
(広報部長 柊 三郎)
【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ」
・じっくり読むなら「政策集」
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市」
【市長選告示日カウントダウン あと31日】