ブログ

政局自論13.6~我田引水で決まった消雪パイプの新設 田中消パイ市政の4年間(総額約8億4千万円)を斬る!(最終章)

2016年2月11日トピックス


写真左:消雪パイプ新設工事の年度別一覧表  写真右:地形図に落とした消パイ新設工事の施工か所

●降雪・積雪の少ない地域なのに消雪パイプの新設工事が集中!どうして?
 阿賀野市は東側にある標高1000メートル級の山々が連なる五頭連峰を背にして形成された扇状地に位置する。その扇状地の淵に沿って一級河川の阿賀野川が流れている。2万5千分の地図に落とした消雪パイプ新設の施工か所を見ると、五頭連峰から直線距離で一番遠い阿賀野川の右岸流域に消雪パイプの新設工事が集中的に行われていることが分かる。この流域は市内でも比較的降雪・積雪の少ない地域だ。これらの地域において22か所、約1億4千万円の消雪パイプの新設工事が行われている。実に施工か所数で24.4%、施工金額で16%を占める。これらの地域は、田中清善阿賀野市長の後援会長である松田昭悦氏(阿賀野川土地改良区理事長)の自宅と自宅周辺にある地域だ。序章で述べたように消雪パイプの新設工事が、前回の市長選時に田中市長を擁立・支持した市議の選挙地盤だけでなく田中市長の後援会長である松田氏の支持基盤になっている地域においても集中的に行われている。このように消雪パイプ新設の施工か所が我田引水で決められた。

●優先すべきは初期の頃に建設され古くなった消雪パイプの老朽化対策(修繕・更新)だ
 阿賀野市内の消雪パイプの整備は合併前の4か町村時代に始まった。4か町村時代には降雪・積雪の多い地域や住宅の密集している地域など優先順位の高い地域から消雪パイプの新設工事が順次施工されていたはずだ。今でも消雪パイプのない地域は当時は優先順位の低い地域であったはずだ。ところが田中市政になってからは優先順位の低い地域で消雪パイプの新設工事が行われる一方で、4か町村時代に優先順位の高い地域に整備された消雪パイプの老朽化対策(修繕・更新)が遅れている。私が住んでいる地域は旧水原町時代の昭和30年代後半に造成・分譲された古い団地だ。近所の人の話では、団地内の消雪パイプは昭和50年代に整備されたという。建設されてから既に30年以上が経過している。先月下旬に降った大雪の時には、道路中央に敷設された消雪パイプのノズルから出る水の量が少ないためノズル周辺の雪しか解けていなかった。
 それが無くても生活する上で大きな支障が出ない地域(なくても困らないけれども、あればなお良い地域)で消雪パイプの新設が集中的に行われ、それが無いと生活する上で大きな支障が出てくる地域(ないと困る地域)に敷設された消雪パイプの老朽化対策がおざなりになっている。平成27年度当初予算に計上された消雪パイプの新設工事予算は2億6百万円。一方、消雪パイプの維持修繕工事予算はわずか6千3百万円だ。老朽化対策費の3倍強の予算が消雪パイプの新設に使われている。これが田中消パイ市政の「不都合な真実」だ。

●あとがき
 消雪パイプの新設(4年間で約8億4千万円)は田中市長の我田引水的な市政運営を象徴する好例だ。田中市政の4年間を振り返ると、
・「好きか・嫌いか」「得か・損か」という「感情と打算」を基準にした政策決定。
・「公益」(市民の幸せ)よりも「私益」(既得権者の私腹を肥やす)を優先させるために行われた不平等・不公平な税金の分配
 その結果、一握りの富裕層と大多数の貧困層とで構成される「格差社会」が生まれた。

※この項終わり。近日中に政局自論13を編集の上「田中消パイ市政(4年間で総額約8億4千万円)を斬る!」(PDFファイル)を発行予定
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者