2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ブログ

政局短信15.1~こっちのみずは あまいぞ あっちのみずは にがいぞ(その1)

2016年3月23日トピックス

 

「ほう ほう ほたる こい  あっちのみずは にがいぞ こっちのみずは あまいぞ ほう ほう ほたる こい」(童謡)
 
 日本で「ホタル」といえばゲンジボタルやヘイケボタルが一般的ですが、ゲンジボタル(源氏蛍)はその名からも想像できるように、紫式部の物語『源氏物語』の主人公である光源氏から付けられたもので、ヘイケボタル(平家蛍)は後にゲンジボタルの「源氏」と対比で平家(へいけ)の名前が付けられたといわれています。

 ご承知のとおり4月の阿賀野市長戦(選)における田中陣営と天野陣営の陣立ては以下のとおりです。(この件の過去ログはこちら
・田中陣営(平家)
 ①市議 15人
 ②(中学校の)同級生
 ③企業団体からの推薦 150団体
 ※「陣立ては分厚くなった」(後援会幹部の言葉)
・天野陣営(源氏)
 ①市議  1人(天野市栄氏の弟)
 ②親戚
 ③訪問した市内1万世帯以上
 ※「組織に頼らない」(後援会幹部の言葉)

 上記の陣容をみると、まるで源氏と平家の戦さ(源平の合戦)みたいです。ここで栄華を誇った平家の滅亡が決定的になった「壇ノ浦の戦い」を振り返ってみましょう(ウィキペディアフリー百科辞典より引用)。
 ・関門海峡での水軍の運用に長けた平家軍は潮の流れの変化が激しいことを熟知しており、早い潮の流れに乗ってさんざんに矢を射かけて、海戦に慣れない義経軍を押した。
 ・やがて潮の流れが変わって反転すると、義経軍はこれに乗じて平家軍に猛攻撃を仕掛けた。平家軍は壊滅状態になり、勝敗は決した。敗北を悟った平家一門は次々と海上へ身を投じた。

「平家物語」の冒頭
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけき者もついには滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ…」

※次号に続く。(広報部長 柊三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと18日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信12.3~ぼろが出るのを恐れたのか。田中清善阿賀野市長が公開討論会への参加を拒否

2016年3月17日トピックス

 
新発田青年会議所から天野代表への公開討論会への参加要請文(写真左)
天野代表が青年会議所に送った参加する旨の回答書(写真右)

 4月2日(土)に予定されている阿賀野市長選挙公開討論会について、本日、新発田青年会議所(新発田JC)に問い合わせたところ、田中清善阿賀野市長から「公開討論会不参加」の通知があったため、公開討論会は中止となったことが判明しました(公開討論会への参加・不参加の回答期限は15日正午でした。)。田中市長は現職という立場を悪用して、税金を使って自身の選挙公約(地方創生「総合戦略」)を作り、その選挙公約を税金を使って市民(有権者)に広報しました(広報あがの12月号に掲載)。(こちらの過去ログを参照)。一方、天野代表にとっては、公開討論会の中止によって自身の政策を有権者に訴える機会が奪われたことになります。

 公開討論会は政見放送と同じように、候補者が立候補に至った思いや自身の掲げる政策を有権者に訴える絶好の機会です。また有権者にとっても、投票先を選ぶ上で参考になる候補者の政策を比較検討する機会を失ったことになります。JCへの回答文書には不参加の場合にはその理由を明記して回答することになっています。

 討論テーマの原稿作成が終わり討論会に向けた発声練習を始めた天野代表は、私からの報告を受け、「怒り心頭」「怒髪、天を衝く」状態。以下、代表の怒りの言葉です(要約)。
 ○田中市長の都合の良い日程に合わせるので公開討論会を実施せよ。
 ○田中市長が参加しなくても公開討論会を実施せよ。
  明日、天野代表自らが新発田JCに電話し抗議する予定です。

(広報部長 柊 三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと25日

 

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信10.2~辻立ち新バージョン登場!

2016年3月16日トピックス

 先月29日から国道49号沿いにある駐車スペース「もしもしピット」で始めた代表天野の辻立ちも2週間余りが経ちました。通勤途上の車中から手を振る人や会釈をする人が増えてきました。少しづつですが認知されるようになったようです。服のバージョンアップ(こげ茶色のコート→→黄緑のウィンドブレーカー)にのぼり旗(小道具)も加わりました(写真)。緑色の旗に赤い「愛」の文字。代表天野が敬愛する直江兼続の兜の前立てにあしらった「愛」の字です。兼続は上杉謙信を師と仰ぎ、「利」を求める戦国時代において民、義、故郷への愛を貫きました。兜に掲げた「愛」の文字はそんな兼続の思いが込められています。今回の市長選挙はまさに「利」(私益)を求める田中陣営と「義」(信義)を貫く天野陣営の戦いです。「愛は勝つ!」
(広報部長 柊 三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと26日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信12.2~阿賀野市長選挙公開討論会が4月2日(土)に開催されます!

2016年3月15日トピックス

 本日(15日)、新発田青年会議所にプロフィールと紙面テーマ(市の観光について)をメールで送った(写真)。
 実は、4年前の市長選時の公開討論会でも「観光資源の活用について」という同趣旨の討論テーマがあった。田中清善市長(当時は新人候補)はこのテーマに対し次のような発言をしている。
 「…このような少年サッカー、グラウンドゴルフ、ゲートボールを子どもたちの健全育成や高齢者の健康増進に役立てるとともに「スポーツツーリズム」に結び付け、選手、家族、応援団、大会関係者など大勢の方を呼び込み、五頭温泉郷の宿泊など消費の拡大を図ります。また、大日からうららの森にかけての小川に生息する蛍は大切な地域の観光資源です。蛍観賞ツアーの企画などにより五頭温泉郷の活性化を図っていきます。」(あがの新報2012年4月14日号より抜粋)
 →→4年経っても実現できず。

 また、参考までに他の討論テーマに対する田中市長の発言内容(あがの新報2012年4月14日号より抜粋)も紹介する。
○阿賀野市の抱える一番の課題とその対策について
 「このような社会情勢の中で本市の一番の課題は医療不安の解消です。特に子育て世代や高齢者などは、夜間や休日、突然、病気になった場合の不安を持っています。…行政が責任を持って解消しなければなりません。郷病院や市医師会、関係機関などと真摯に協議し早期の確立に向け最優先で取り組みます。」
 →→新病院(あがの市民病院)の開院と同時に休日夜間診療所を設置すると言っていたが、医師会の協力が得られず断念。

○地域経済の活性化対策について 
 「東部産業団地は、物流の利便性、太陽光発電施設や浄水場が近接し災害発生時にも電力、水道の安定供給で強みをもっています。この立地の優位性を積極的にPRし企業誘致を進めます。」
 →→今や産業団地(約100㌶)の半分以上が太陽光パネルで覆われている。義理で太陽光パネルの部材を製造している企業が産業団地に進出。

○市の財政についてどう理解しどのように進めていくかについて
 「…しかし、財政健全化も大切ですが、そればかりおもんぱかって尻込みするのではなく、行政改革の徹底や不要不急事業の廃止など「選択と集中」により、市民生活に真に必要なものや地域経済の成長に繋がる分野への投資と両立させるよう市政運営に取り組みます。」
 →→田中市政になってから借金が年々増加、職員がわずか6人しかいない安田支所(合併前の安田町役場庁舎)の建替え(3階建ての新庁舎)を決定、雪の少ない地域で消雪パイプの新設工事が集中、新病院ができるまでは黒字になるはずだった病院事業収支が3年連続の赤字、等々行政改革と真逆な税金の無駄使い

○自己のマニフェストで一番力を入れている施策について
 「住民の知恵は地域づくりのカギです。阿賀野市には元気な高齢者やNPO、ボランティアグループ、各種団体の方々がたくさんおられます。これらの方々を支援し連携を強化することで、この阿賀野市をさらに『元気で明るく活力のある魅力的なまち』に変えることができると確信しています。」
 →→田中市長の中学時代の同級生が関与している事業に優先的に補助金(税金)が分配されているという話がよく聞かれる。
(※2012年4月15日開催の阿賀野市長選挙公開討論会はこちら

(あとがき)
 4年前の公開討論会で、田中市長は自己紹介で次のような発言をしている。
 「私は『人から信用されるには、正直であれ、礼儀正しくあれ、約束は速やかに実行せよ』を信条としています。」(あがの新報2012年4月14日号より抜粋)
 →→市政を担当して間もなく4年間が満了するにあたり、自身の言葉に対する田中市長の心境はいかばかりか。
 新発田青年会議所主催の公開討論会への参加・不参加の回答期限は今日の正午だった。田中市長が公開討論会への不参加を決めたとの情報が入っているが明日には判明するだろう。なお青年会議所に提出する公開討論会の参加・不参加の回答書には次の文言が掲載されている。
 「なお、参加されない事実もしくは参加されない理由を公開討論会の場など通じて公表させていただく場合がございますので、予めご承知ください。」
(代表 天野市栄)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと27日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信14~安田地区で集めた天野支持票は、10月の市議選では天野支持を表明した安田地区の市議にあげます!(M.K氏)

2016年3月13日トピックス


地元地方紙「新潟日報」3月10日付け朝刊

 3月10日に地元地方紙「新潟日報」が伝えた記事よれば、田中市長を支持表明した市議が15人いました。一方、天野代表を支持した市議は1人(天野代表の弟)でした。この記事を書いた担当記者に確認したところ、残りの4市議は共産党市議だそうです。共産党の4市議は、現在のところ市長選での支持を明確にしていません。

 天野代表は先月から安田地区での支持拡大を目指し、天野代表の親戚筋にあたるM.K氏とタッグを組んで連日挨拶回りをしています。M.K氏は安田地区の米穀店に勤務していた頃に築いた幅広い人脈を活用し、安田地区の7~8割の票を天野支持で固めたそうです。天野陣営の集票マシンを自認するM.K氏は安田地区で集めた票は市長選で天野代表に使うだけでなく10月に行われる市議選(定数20人)にも使いたいとの意向です。特に、天野支持を表明した安田地区の市議に還元したいそうです。さて、M.K氏が市長選用に集めた票の行方は如何?
(広報部長 柊 三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと29日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信13.1~業界団体丸抱えの組織選挙VS市民の声で紡ぐ草の根選挙…はっきり見えてきた阿賀野市長選挙の構図

2016年3月11日トピックス


地元地方紙「新潟日報」3月10日付け朝刊

 阿賀野市長選挙告示日(4月10日)まで1か月後に迫った3月10日に地元地方紙「新潟日報」が伝えた記事は、今回の市長選挙の構図を的確・明確に伝えています。この記事から田中陣営(現職)と天野陣営(「元職」「前職」では?)の構図を整理してみました。
○田中陣営
・支持者・支持団体
 ①市議 15人
 ②(中学校の)同級生
 ③企業団体からの推薦 150団体
※「陣立ては分厚くなった」(後援会幹部の言葉)
○天野陣営
・支持者
 ①市議  1人(天野市栄氏の弟)
 ②親戚
 ③訪問した市内1万世帯
※「組織に頼らない」(後援会幹部の言葉)

3月10日付け地元地方紙からはっきり見えた阿賀野市長選挙の構図は以下のとおりです。
【田中陣営】~業界団体丸抱えの選挙(業界団体の、業界団体による、業界団体のための政治)
 →私益優先(業界団体の利益確保)の税金分配、業界団体主導の票集めと見返りを期待した選挙資金の提供

【天野陣営】~市民の声で紡ぐ草の根選挙(市民の、市民による、市民のための政治)
 →公益優先(市民の利益確保)の税金分配、手弁当による票集めと見返りを期待しない選挙資金の提供

(あとがき)
 地元地方紙の紙面には載っていないが、田中陣営にはH県議という守護神がいる。昨年4月の県議選で田中市長から応援してもらったお返しとばかり、H県議のお膝元である安田地区では建設関係の事業所にH県議と田中市長のポスターが仲良く並んで貼られている。しかもこの二人の写真が外から見えるようにして貼ってある。ウォンッテド!なんか手配写真のようにも見える。
(広報部長 柊 三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと31日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信12.1~阿賀野市長選挙公開討論会が4月2日(土)に開催されます!

2016年3月10日トピックス


新発田青年会議所による公開討論会参加要請文(写真左)、回答文書(写真右)

 先月下旬、新発田青年会議所の担当者二人が事務所を訪れ、市長選挙公開討論会への参加要請がありました(写真左)。代表の天野は快諾するとともに、数日後、ファックスにて参加する旨の回答文書を青年会議所に送信しました(写真右)。
 
 天野代表と青年会議所の担当者との会談の中で印象に残った部分がありましたので紹介します。
・公開討論会の開催要項を見た天野代表:「これは討論会ではなくて発表会だ。有権者が誰に投票するかを決める上で、候補者の政策上の違い・争点を明確にすることが重要だ。NHKの日曜討論(毎週日曜日9時~10時)のようなディベート形式にした方がよい。肝心要の司会(コーディネーター)は田中市長の親戚筋にあたる地元地方紙の論説編集室長S.H氏が適任だ。」
・青年会議所担当者:「………」

・天野代表:「昨年4月に行われた新潟県議会選挙(統一地方選挙)の阿賀野市選挙区(定数1人)は阿賀野市(平成16年に旧4か町村が合併して誕生)になって初めての選挙戦(現職H氏と新人T氏の一騎打ち)だった。有権者の関心も高かったにもかかわらず公開討論会が行われなかったのはなぜか。現職のH氏が公開討論会の参加を拒否したという話を聞いているが。」
・青年会議所担当者:「………」

 参考までに、今回天野代表に参加要請のあった「阿賀野市長選挙の公開討論会」開催要項の一部を紹介します。
 1.日 時  平成28年4月2日(土曜日)19時から
 2.場 所  阿賀野市水原郷総合体育館
 3.討論テーマ
  ①自己紹介・立候補を決意した理由
  ②農業政策について
  ③高齢者問題について
  ④人口減少において若者の転出抑制の対応と対策
 4.紙面テーマ
  ・市の観光について
(広報部長 柊三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと32日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信11~子育て中のママさんグループから千羽鶴のプレゼントがありました!

2016年3月6日トピックス

 先日、子育て中のママさん2人が事務所に来られ、5人で約3か月かけて折ったという千羽鶴(写真)をいただきました。代表の天野に市長選で当選して、子育て支援を充実させてもらいたいとのことでした。

 具体的な支援策として幾つかご提案を頂きましたが、その中の一つを紹介します。現在、障がいのある子どもを育てているママさんから、障がいのある子どもがいる世帯についてはごみシールを増やしてほしいとのご提案でした。現在、市から市内各世帯に無料配布されているごみシールは世帯員数に応じて決まっています。3歳未満の子どもがいる世帯については30枚が追加配布されていますが、こちらのご家庭では子供に障がいがあるため3歳になってもおむつがとれないそうです。障がいのある子どもを育てている家庭については、年齢要件を外してごみシールを追加配布をしてほしいとのご提案でした。
 この提案に対し、代表の天野はすかさず「私が市長に当選したら、直ぐにやります。」と回答しました。「財源なければ政策なし。」もちろん財源の裏付けはあります。
 ※千羽鶴は事務所のショウウンドウに飾りました。事務所前をご通行の際にはご覧下さい。
(広報部長 柊三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと36日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信10.1~代表の天野が辻立ちを始めました!

2016年3月5日トピックス

 今週の月曜日(2月29日)から、代表の天野が辻立ちを始めました(写真)。辻立ちの場所は、市内上黒瀬地内の国道49号沿いにある駐車スペース「もしもしピット」です。辻立ちの時間帯は月曜日から土曜日の朝7時台です。雨にも負けず風にも負けず手を振りながら立っています。通勤途上のドライバーの皆さん、天野を見かけたらパッシング(ウインク)・クラクション(拍手)で返して下さい。天野は感謝・感激です。
(広報部長 柊 三郎)

【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
・イメージで理解するなら「20××年近未来の阿賀野市
【市長選告示日カウントダウン あと37日

posted by 地域政党 日本新生 管理者

政局短信9~あがの市民病院3年連続の赤字 27年度は約5億円の赤字見込み!

2016年2月26日トピックス

 地元地方紙「新潟日報」が昨日(2月25日)の朝刊(写真)で伝えたところによれば、
・24日に開催された市議会「新病院・地域医療に関する特別委員会」で、昨年10月に建て替えられてオープンしたあがの市民病院の2015年度の決算見込額が3年連続の赤字になることが明らかになった。
・入院患者の減少や、新病院開院時の旧水原郷病院との平行稼働による施設コストの増加、新病院開院時の医薬品購入費増加などが原因で、総収入から総支出を差し引いた純損失は4億9483円となる。

 市議をしている弟から見せてもらった「あがの市民病院の決算(見込)の状況」を分析すると次のことが分かる。
 前年度(平成27年度)の決算額と今年度(平成28年度)の決算見込みを比較して、
1.事業収益(収入)の伸び(6.4%)に対して事業費用(支出)の伸び(16.0%)が高くなったため収支で約5億円の赤字となった。
2.事業費用の伸びには、新病院開院に伴う材料費や設備関係費の増高が主な原因
3.事業収益の伸びが低いのは、その他事業収益(老人保健施設「五頭の里」収益)が26年度と比較して1千百万円以上減収になったのが原因
 ※老人保健施設収益の減収については、資料には「市内に新たに特養施設が開院した影響で、入所者の確保い伸び悩んでいることや…」と書いてある。

 私は、3番目の老人保健施設収益の減収に注目している。病院に併設されている「五頭の里」の入所者が昨年10月頃に旧安田高校跡地に建設された特養施設「かがやき苑」(ベッド数100床)に流れたものと見ている。田中清善市長は特養待機者が170人にいるとの単純な理由から、第5期介護保険事業計画を変更して特養増設(170床増床)を決めたが、27年度から特養への入所基準が要介護度3以上に引き上げられた。このため、この特養施設「かがやき苑」が入所者を確保するため、「あがの市民病院」の老健施設「五頭の里」から入所者の引き抜きを行ったものと考えている。過剰な特養施設の増設が「あがの市民病院」の収支の悪化を招いたのは皮肉な結末だ。

(代表 天野 市栄)

 

posted by 地域政党 日本新生 管理者