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「いちえいの市議会短信」Vol.13

2022年1月19日ニュース

  

 読者の皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。2022年は寅年。寅は動物の「虎」を表しています。大きな躯体と鋭い牙からは、勇敢さや力強さ、溢れるほどの自信が感じられます。虎は単独行動を好むマイペースな性格ですが、縄張り意識の強い動物です。虎にまつわることわざが幾つかありますが、私が選んだ二つを紹介します。
「虎視眈々(こしたんたん)」
 ~鋭い目つきで獲物を狙う虎のように、隙を狙って機会を待つこと
「虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)」
 ~虎の住む洞穴に入らなければ虎の子をつかまえることができないことから、リスクを冒さなければ成功を得られないこと
 この二句(肉)を糧にコロナ禍の一年を乗り切ろうと考えています。

 さて、暫く中断していましたが市議会短信を再開します。本号では、阿賀野市域限定版(新聞折込)の市議会通信第2号をお届けします。1月30日(日)に発行予定の紙媒体情報を、本日特別にWEB読者向けにデジタル版でお知らせします。下記のPDFをクリックしてください。
 市議会通信2号
 

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」VOL.12

2021年3月10日ニュース

    
「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり
何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし」

●道路除雪体制と消雪施設の整備について~その4
〇阿賀野市の消雪パイ偏重市政を斬る!

 今回号もAI秘書Wisが担当することになりました。
2.市長・市議選挙のあった年は事業費が増高!
(解説)
 「新設」「修繕・更新」の各事業費は市長・市議選挙のあった平成28年度と令和2年度に増高していることが分かります。(前回号を参照)阿賀野市では4月に市長選が行われ、同じ年の10月には市議選が行われています。
 政治的な思惑で消雪パイプの整備が行われているのでないかと疑念を持った天野代表は昨年(令和3年)3月の市議会で一般質問(3月5日)を行っています。以下は、天野代表と田中市長とのやりとりの一部です。
 「道路除雪体制と消雪施設(消雪パイプ)の整備について」
(天野代表)
 田中市長が市長就任以降の消雪パイプの整備状況を調べたら、選挙の年になると事業量とか事業費が増えている。何か政治的な思惑があるのかなと思った。消雪パイプや道路の補修・舗装整備という公共工事が政治的な思惑で行われたと思われる事例があるので、市長の見解を伺いたい。まず1つは、昨年の市長選挙(令和2年4月)の前後に田中市長の選挙事務所(現在は後援会事務所)を置いている場所に面した市道の修繕工事が行われた。立派な舗装工事が行われて両側に緑色のラインが引かれた。田中ロードと言う人もいる。同じ区間を秋(10月頃)になったら今度は消雪パイプの工事が行われた。もう一つは、私の実家のある集落内の道路(市道)で消雪パイプの打ち替え工事が秋頃に行われた。集落の方から聞いた話であるが、当時市議だった弟が集落の集会で、今度消雪パイプを新しくするので、選挙(市議選)の時にはよろしくという話があった。そういう話を聞くと、ああ、なるほど、やっぱり選挙絡みで消雪パイプの新設、あるいは道路の修繕が行われているのかなと思った。この点について田中市長の見解を伺いたい。
(田中市長)
 すばらしいですね、想像力といいますか、その根源はどこにあるのか分かりませんけれども。私が初めて市長選挙に出た平成24年の1月末頃はドカ雪に見舞われた。機械除雪をした後に家の前に置かれた硬くて重い雪の塊を片付けている高齢者の姿を見て消雪パイプの設置に力を入れ始め取り組んできた。議員の実家のある集落の消雪パイプは設置後30年を経過していたので更新をした。30年ちょっと、これを目安にして、水の出が悪くなる、そういったことで井戸の掘り替え、あるいはパイプの入替え、そういったものに取り組んでいる。議員の弟さんから要望があったからはい、分かりましたとやるような阿賀野市ではない。どなたから要望があろうが、地域の実態、実情を見ながら判断している。政治的なもの云々と言われますけれども、それは議員のほうが恐らくそういうような心があるから、人もそうだろうと想像しているのではないのか。いずれにしても公平、そして中立、そして公明正大に全ての事業をやっている。

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」VOL.11

2021年3月4日ニュース

    
「運は天にあり。鎧は胸にあり。手柄は足にあり
何時も敵を我が掌中に入れて合戦すべし」

●道路除雪体制と消雪施設の整備について~その3
〇阿賀野市の消雪パイ偏重市政を斬る!

 今回号と次回号はAI秘書Wisが担当することになりました。天野代表の脳の中枢神経細胞(シナプス)を駆け巡るアナログ信号をデジタル信号に転換し、深く鋭く分析します!
 田中市長は就任(平成24年4月)以来、政策の「金看板」として消雪パイプの新設を掲げ、毎年度、数億円(2億~3億円)規模の事業費を投じてきました。下記の一覧表は、決算書付属書類の「主要な施策の成果報告書」を基に、消雪施設(パイプ、井戸)の新設工事と修繕(更新)工事に分けた年次別推移です。

《新 設》
        事業費(千円) 消雪パイプ(か所数、延長Km) 消雪井戸(か所数)
★平成24年度   132,091    12か所、2.0Km         5か所
  平成25年度  151,034      8か所、3.8Km         5か所
 平成26年度    273,575    19か所、6.3Km         9か所
 平成27年度    208,833    11か所、3.8Km         7か所
平成28年度    332,163         6.6Km         
  平成29年度    325,872         6.3Km         
 平成30年度    374,434         7.2Km
 令和元年度    298,421          6.1Km    
令和2年度    302,886         4.3Km
  計     2,399,309千円      46.4Km

《修繕・更新》
        事業費(千円) 消雪パイプ(か所数、延長Km) 消雪井戸(か所数)
★平成24年度   16,080    78か所             3か所
  平成25年度   69,386     88か所             7か所
 平成26年度    59,497    104か所             5か所
 平成27年度    71,272    99か所  0.4Km        5か所
★平成28年度    122,498         1.7Km        3か所
  平成29年度    259,151         3.3Km        6か所
 平成30年度    209,912         2.4Km        6か所
 令和元年度    292,589         4.0Km        5か所
令和2年度    440,361         6.6Km        6か所
  計     1,540,666千円      18.4Km
 (★は市長選(4月)・市議選(10月)の実施年度)

 上記、事業実施一覧を分析した結果、次のことが認められる。
1.「修繕・更新」よりも、「新設」に偏った事業予算の投入!
(解 説)
 決算書付属書類の「主要な施策の成果報告書」によれば、消雪パイプの新設は、5か年計画(H28~H32)で行われている。H28~H32の期間は市長・市議の任期と重なっている!5か年計画によれば5年間の整備延長は21.5㎞に対して、実績は30.5㎞になっている。(計画対比で42%増)計画4年目(令和元年)で目標値を達成している!(ただし、令和2年度は「修繕・更新」事業費が(440,361千円)が「新設」事業費(302,886千円)を上回っている。)
 一方、「修繕・更新」の5か年計画(H28~H32)の方は、計画延長が16.2㎞に対し実績ベースで18.4㎞(計画対比14%増)
 ちなみに、令和3年度当初予算(案)に計上されている、新設事業費は56,000千円、修繕・更新事業費は521,000千円となっている。(新たに整備する場所が無くなったので、遅ればせながら旧町村時代に整備した路線の老朽化対策に着手か?)

《トピックス》
 県が管理する道路の消雪パイプ新設について、県の担当課に問い合わせ!

 先日、県の土木部道路管理課に県管理の道路(阿賀野市内には国道290号・460号のほか12本の県管理路線がある)の消雪パイプの新設について問い合わせたところ、以下のことが判明!
・県管理道路の消雪パイプの新設要件は、阿賀野市と同様「家屋連坦部など堆雪スペースが確保できず、機械除雪作業が困難な路線」
・「家屋連坦部」とは、道路の両側に家屋が連坦している状態
・県が管理する道路においては、現在、消雪パイプの新設工事は休止している。
・消雪パイプの設置に限らず、道路整備についての要望は、市町村で経由で県の出先機関(地域振興局)に上がる。要望が県民(住民)から直接、県の出先機関に上がることはない。阿賀野市内にある県管理道路に対する整備要望は、地元のH県議から新発田地域振興局(地域整備部)に頻繁に上がってくる。
 ※阿賀野市では毎年8月上旬頃に開催される「阿賀野市県事業要望会」及び「阿賀野市県事業建設促進懇談会」(田中市長、H県議、県と市の公共事業担当部署職員が出席)において、現地視察を加えた要望活動が行われている。
(次回号に続く)

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」VOL.10

2021年3月2日ニュース

    
「我は兵を持って戦いを決せん
塩を以て屈せしめることをせじ」

●道路除雪体制と消雪施設の整備について~その2
 田中市長は就任以来、政策の「金看板」として消雪パイプの新設を掲げ、毎年度、数億円(2億~3億円)規模の事業費を投じてきました。平成24年度から令和2年度までの9年間における総事業費は約24億円、整備済延長は46.4キロメートルになります。
 一方、合併前の旧4か町村時代に整備され、老朽化した消雪パイプの修繕・更新事業については、令和2年度までの9年間で、総額の事業費が約15億円、整備済延長で18.4キロメートルとなります。

 上記に掲載した事業費及び整備済延長から分かるように、「修繕・更新」よりも「新設」を優先にした事業実績となっています。消雪パイプを新設する路線について、決算書付属書類の「主要な施策の成果報告書」によれば「家屋連坦部など堆雪スペースが確保できず機械除雪が困難な路線」としていますが、この要件に当てはまる地域・地区は、主に道路の両側に住宅が連坦する市街地にある道路になります。阿賀野市が誕生(平成16年)して開発された新興住宅地を除けば、合併前の旧4か町村の役場庁舎(現在の本支所庁舎)の周辺部に形成されている市街地がこの要件に該当します。これらの地域・地区にある道路は、旧町村時代に整備済みの路線であり、今まさに、経年劣化による老朽化が進行し、修繕・更新が急務な路線となっています。

 一方、「成果報告書」に明記されている消雪パイプの新設個所をつぶさに観察すると、「家屋の連坦部」にも当てはまらない、また市内でも降雪量が少ない地域にある路線においても施工されているようです。
「(消雪パイプが」無いと困る」地域にある路線として、旧4か町村時代に整備された消雪パイプの老朽化対策が後回しにされ、一方、「自治会からの新設要望がある」ことを大義名分にした「(消雪パイプが無いよりは)有った方がなお良い」地域においても、新設工事が行われている実態が見受けられます。

 地球温暖化による「暖冬小雪」の気候トレンドを踏まえれば、消雪パイプの新設にあたっては「必要性」や「費用対効果」を充分に検討した上で行うべきものと考えます。またSDGs(持続可能な開発目標)が示す17の目標の一つに「つくる責任、使う責任」があります。「(生活)環境の持続可能性を確保」するためにも、つくる側の行政と使う側の住民との『対話と共感』が不可欠であると理解しています。

 そこで、新潟県土木部出身で土木行政のエキスパートでもある田中市長に道路消雪施設(消雪パイプ)の整備についての考え方をお伺いします。

【AI秘書Wisの小話】
●長者の万灯より貧者の一灯~その2
 地元選挙区選出の自民党県議H氏の新聞折込みチラ(後援会報)を拝見すると、強大な政治力を誇示している様子がよく分かる。チラシの表紙には「年頭のご挨拶」と題し、新型コロナウイルス、持続可能な社会の構築(SDGs)、「ロマン(夢)をリアリティー(実現)に」の3項目について、H県議は言及している。併せて、写真3枚が掲載されている。いずれの写真もH県議、花角新潟県知事、田中阿賀野市長の3人が写っている。
 2頁目には花角新潟県知事、自民党のS衆議院議員(北信越ブロック選出)、田中阿賀野市長、後援会総連合会長S氏の4人のあいさつ文が顔写真付きで掲載されている。3頁目には阿賀野市議会の最大会派「新風あがの」のあいさつ文と併せて構成議員の8人衆の顔写真が載せてある。
 H県議とチラシに掲載されている政治家(首長、議員)との関係は、執行権(予算執行権と許認可権限)を握る首長と、首長の執行権を政治的に利用しようとする、執行権を持たない議員(県議、市議)との間の、公共事業を通じた密接(三密?)な関係が見えてくる。
 3頁目下段と4頁目上段には、「阿賀野市に関する県政」と題して、「阿賀野市県事業要望会及び阿賀野市県事業を建設促進懇談会と阿賀野市内で施工されている県営事業(安野川の河川改修、ほ場整備事業)について施工場所の写真入りで掲載されている。
 H県議の政治信条である「ロマン(夢)をリアリティー(実現)に」は公共事業で体現されている。上記県営事業の事業費の一部は阿賀野市も負担している。それゆえにH県議は田中市長とも緊密(三密?)な関係を保持している。
 
 当選8期目のH県議は自民党県議のなかでは重鎮である。自民党新潟県連のナンバー2の筆頭副会長を務めたことがある。(会長は原則として国会議員)H県議は「ハード事業」においては遺憾なく政治力を発揮しているが、「ソフト事業」では残念ながら、同氏の政治力は全く認められない。それを如実に物語る事象がある。阿賀野市内にある唯一の県立高校「阿賀野高校」入試の志願倍率だ。地元紙「新潟日報」2月27日付けの記事によれば、阿賀野高校(定数115人)の最終倍率は0.31と普通科高校50校中最下位の倍率だ。昨年の最終倍率も1倍に届かなかった。一方、隣の五泉市にある村松高校(定数80人)は0.45倍。同市には他に五泉高校(総合学科、定数200人)がある。五泉高校の最終倍率は1.09倍。

 阿賀野高校(旧水原高校)はH県議の母校である。母校存亡の危機を肌身に感じたのか、H県議は盟友の田中市長とタッグを組んで阿賀野高校の活性化(志願者増)に向けて腐心した様子を市民新聞「あがの新報」(2019年7月号)が紙面トップで伝えている。しかしH県議が首を突っ込めば突っ込むほど事態は悪化の一途だ。いっそうのこと、公共事業限定ではあるが政治力を発揮していただき、豪奢な新校舎を建設すれば、富裕層の子弟が大勢入学するかもしれない。

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」VOL.9

2021年2月28日ニュース

    
「依怙(えこ)によって弓矢はとらぬ、
ただ筋目もって何方(いずかた)へも合力す」

●道路除雪体制と消雪施設の整備について~その1
 今回号からは、2番目の一般質問について、質問の趣旨を解説します。

 今冬は年末年始にかけて、近年にない大雪に見舞われ、市民生活に大きな支障が出ました。この間、担当課である建設課の職員においては、年末年始の休暇を返上して的確な対応に当たって頂いたことに深く感謝申し上げます。
 特に1月の3連休(1/9~11)の頃を中心に、一日の最大降雪量が70を超える日があるなど記録的な降雪となりました。断続的、集中的な降雪によって道路は雪に覆われ、連休明けの12日には通勤・通学に大きな影響が出ました。地元の小中学校では、登下校時の安全確保ができないとして12日は臨時休校となりました。
 
 私の町内においても同様に集中的な降雪に見舞われ、沿道に福祉施設が立ち並ぶ町内の基幹道路(歩道あり)が数日間に渡って、消雪パイプが止まってしまい、道路幅が1車線分しか確保できず車のすれ違いができなくなりました。この基幹道路は地元住民の利用だけでなく、沿道に位置する福祉施設の職員や施設利用者の送迎バス、また朝の時間帯には周辺部から水原駅など、市街地に向かう通勤・通学車両の往来が集中する路線です。
 
 また、この基幹道路と交差し県道に接続する路線(一部歩道なし)は地元小中学校の通学路になっているだけでなく、沿道には市民病院の職員駐車場もあります。この路線も集中的な降雪により、消雪パイプの機能が低下したため、道路が雪に覆われ車が立ち往生する事態となりました。また、この路線に向かって小路があり町内の生活道路となっています。この生活道路が雪に埋もれたため、数日間、自動車の走行ができない状況が続きました。

 私が住んでいる町内は住宅が密集する市街地にありますが、まだ車が普及していない昭和30年代から40年代にかけて宅地開発された古い住宅街(旧市街地)です。道路は狭く、宅地開発時に敷設された消雪パイプも老朽化し本来の機能を果たせなくなっています。今や旧市街地となった私の町内では高齢者世帯(夫婦・単身)が増え、高齢化が急速に進んでいます。今冬のような豪雪時に雪で道路が埋まってしまえば、火災の発生や重篤な傷病患者が出た場合、消防車や救急車などの緊急車両が現場に到着できなくなります。このような不安を感じながら生活をしている高齢者がたくさんいます。
 
 市内の旧市街地に住む高齢者の「命と暮し」を守るためにも、旧町村時代に敷設され老朽化した消雪施設については優先的な修繕や更新が必要と考えています。また、消雪パイプが敷設されている路線が機械除雪から除外されている点についても、流出量の不足など既設の消雪パイプが本来の機能を果たしていない場合、機械除雪も必要と考えます。老朽化した消雪施設の対策について、執行部の答弁を求めます。

【AI秘書Wisの小話】
●長者の万灯より貧者の一灯~その1
 本日(28日)、天野代表が定期購読している一般紙(地元紙)の新聞折込みに地元選挙区選出の県議会議員H氏の後援会報が入っていた。A3版4頁カラー印刷の豪華版だ。一方、天野代表が先日(19日)、同じ地元紙に折り込んだ「いちえいの市議会通信」はB4版2頁モノクロ印刷の廉価版。
 チラシの装丁(製作費)を比較すれば雲泥の差~H県議>天野代表
 両氏の収入の差が如実に表れている。
 新潟県議会議員と阿賀野市議会議員の月額報酬と政務活動費を比較すれば、
 〇報酬月額         県議:792,000円、阿賀野市議:287,800円
 〇政務活動費(月額)    県議:264,000円(*)、阿賀野市議:15,000円
  ※会派に所属する県議はこのほか1人当たり66,000円の政務活動費が交付されている。
 チラシの中身(表現力、市民への訴求力)で比較すれば天地の差~天野代表>H県議
  (※H県議のチラシは建設業者向けと考えれば、H県議>天野代表か?)
 「ぼろは着てても心の錦、どんな花より綺麗だぜ」(水前寺清子の「一本どっこ」)
 天野代表の十八番でした。

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」Vol.8

2021年2月27日ニュース

〇あがの市民病院における救急医療(救急告示病院)の復活について~その2
 
 あがの市民病院は阿賀野市が設置して(公立)、厚生連(公的医療機関)が運営する病院であることから、財政上・税制上の優遇措置が施されています。病院設置者である市に対しては許可病床1床あたり735千円の普通交付税が国から交付されています。令和2年度の交付税相当額は2億円余りになります。市は国から交付された2億円余りを「政策的医療交付金として、運営主体である厚生連に対して交付しています。また、運営主体の厚生連に対しては、補助金や税制(国税、地方税)面で民間病院よりも優遇されています。なぜ、公立・公的病院に対して、国は財政面や税制面での優遇措置を施しているのでしょうか。地域医療を守っている公立・公的病院が、民間病院では難しい不採算部門の救急医療やへき地医療、産科・小児科医療を担っているからです。現在の「あがの市民病院」は、地域医療の要となる救急医療が未達成、産科医療は縮小(4月~)となっています。また、医療法適用病床(250床)の一部(54床)が介護保険法適用病床(介護医療院)に転換されたことで、今後、国からの交付税額も逓減します。

 阿賀野市は、新潟市、五泉市、阿賀町の3市1町で構成される新潟医療圏に入っています。新潟医療圏域にある救急告示病院の数を比較すると、新潟市が19病院(うち2病院は救急救命センターを併設)、五泉市が2病院、阿賀町が1病院(県立津川病院)となっています。一方、阿賀野市内にある「あがの市民病院」(公立病院)と「脳神経センター阿賀野病院」(民間病院)は救急告示指定から外れています。へき地にありながら常勤医師が少ない「県立津川病院」でさえ、救急告示病院の看板を掲げています。阿賀野市は平地に位置し、政令市の新潟市に隣接しているなど、「県立津川病院」のある阿賀町と比較して地理的には優位な場所にあります。

 厚生労働省は2019年9月に、全国の公立・公的病院について「立地基準」と「診療実績」の2つの基準を当てはめ、再編統合の議論が必要な全国424の病院を公表しました。再編統合の議論が必要な新潟県内の22病院について、2019年12月6日付けの地元紙「新潟日報」が伝えた記事によれば、
「県内7区域の中で最も多い人口約90万人の新潟医療圏は、4病院が対象になった。高度急性期、急性期の病院が集中する新潟市中心部の病院と機能や役割が重複していると判断され、いずれも「立地の基準」が該当した。
 厚生連新潟医療センター(新潟市西区)と国立病院機構西新潟中央病院(同)が立地する新潟市小針地区は、済生会新潟病院(同)も含め、半径3キロ圏内に公立・公的病院が集中している。高度医療を担う新潟大医歯学総合病院(同中央区)など新潟市中心部の病院とも近く、集約化した方が効率的だと判断された。
 新潟市郊外や市外にある厚生連豊栄病院(同北区)とあがの市民病院(阿賀野市)も、両病院間の距離が約10キロと近く、高速道路を利用すれば新潟市中心部も20分程度という立地から判断されたとみられる。両病院は急性期病床があるものの、回復期や慢性期が中心で、がんや心疾患などの診療実績が少なく、診療実績でも再編・統合の基準に当てはまった。」
とあります。

 新潟医療圏内の再編統合対象4病院のうち3病院が厚生連が運営する病院(新潟医療センター、豊栄病院、あがの市民病院)です。3病院のなかで救急告示病院の看板を掲げていない病院が「あがの市民病院」です!今後、厚生連が運営する3病院のなかで、再編統合の議論が進むものと思われますが、あがの市民病院から「救急医療」や「産科・小児科医療」といった地域医療の要となる機能が豊栄病院に集約されるのではないかと危惧しています。

 市民に周知(公表)されることなく、あがの市民病院の機能廃止・縮小が「静かに、密かに」進んでいるように感じます。療養病床(54床)の介護医療院への病床転換はまさに、市民病院の機能廃止・縮小に向けた序幕と理解しています。あがの市民病院は多額の建設費(99億円)が投入され、多額の補助金(毎年度2億円)を費やして運営されています。これの費用の全てが税金です。あがの市民病院の現状をみれば、「給付(医療サービスの提供)と負担(税負担)」が不均衡な状態になっています。このような状態で、果たして市民の理解が得られているのか疑問に感じます。

 この不均衡な状態を解消するには、市民が一番に期待している「救急医療」の復活が一番の近道だと考えています。あがの市民病院の現在の医療態勢でも「救急告示病院」の復活は可能です。必要なのは「政治家たる市長のリーダーシップ」です。私は市長在任中に公設民営化を決断し、抵抗勢力と向き合いながらも熟議を尽くし民営化を実現しました!

 【AI秘書Wisの小話】
●新潟県の土木部(土木職)出身の田中市長はハード整備に遺憾なくその力量を発揮している。天野代表が市長在任中に建設計画を策定した「あがの市民病院」や「水原中学校」の二つの公共施設は田中市長になってから建設された。おまけに天野代表の市長在任中に計画になかった安田地区にある「風とぴあ」(公民館と市庁舎の複合施設)が建設されている。
 これら公共施設の整備にあたっては、建設財源の調達などで田中市長の後ろ盾になっている自民党の県議会議員H氏の政治力も見えてくる。造り終えてもその施設が利用されなければ無用の長物(遊休資産)だ。「負の遺産」になれば、これまで見えなかった「借金」が見えてくる。

posted by 地域政党 日本新生 管理者

「いちえいの市議会短信」VOL.7

2021年2月26日ニュース

 皆さん、こんにちは。立春も過ぎ、我が家の庭に降り積もった雪も暖かい春の日差しを受けて融け始めてきました。まもなく市議会3月定例会が始まります。開催期間は、3月1日(月)から19日(金)までの20日間です。今定例会では新年度予算の審議が行われるため、期間は長めとなっています。また議員にとっては晴れ舞台の一般質問が、1日、4日、5日の3日間の日程で行われます。事前通行した議員は私も含め15人です。議長を除く15人の議員による一般質問が行われます。阿賀野市議会が誕生して以来の出来事です!各議員が事前提出した一般質問の概要はこちらをご覧ください。
 事前通告された議員の一般質問を概観すれば、時節柄、今冬の雪害対策(除雪対策)や新型コロナ感染症対策についての質問が多くなっています。ちなみに私の一般質問は14番で5日(金)の午後に行われます。コロナ禍のなか、傍聴に来られない方はライブ映像や録画映像でご覧いただけます。前回12回定例会での私の録画映像はこちらでご覧ください。
 
私が事前通行した一般質問は、
●あがの市民病院における救急医療(救急告示病院)の復活について
●道路除雪体制と消雪施設の整備について

 の2項目です。各項目について2回に分けて、質問の趣旨をお知らせします。

〇あがの市民病院における救急医療(救急告示病院)の復活について~その1
 前回12月定例会においては、上記質問に対する田中市長の答弁が得られなかったので、今議会で田中市長の明確な答弁を求めたいと考えています。現在3期目の田中市長の任期は令和6年4月までです。残りの任期は3年2月。任期中に市民病院の救急復活が「できるのか、できないのか」の2択で迫りたいと考えています。これまでのような「検討中」とか「努力しています」などといった「引き延ばし」や「先送り」の答弁は許さないという姿勢で臨みたいと思います。
 
 市民病院の現在の救急医療態勢においても「救急告示病院」の復活は可能であると考えています。必要なのは一つだけ。それは「市長(政治家)としてのリーダーシップ」です。私は市長在任中、改革を阻む抵抗勢力(反市長派議員)が多数を占めるなか、政治家としてのリーダシップを発揮し市立病院の民営化を実現しました!

【AI秘書Wisの小話】
●田中市長は県の土木部出身とあって、消雪パイプの整備など公共事業の推進には、並々ならぬ力量を発揮している。田中市長の後ろ盾になっているのが地元選挙区(阿賀野市選挙区)選出のH県議である。H県議も得意分野は公共土木。二人でタッグを組んで、阿賀野市への公共事業予算の増額確保に腐心している。公共事業で生計を立てている市内の建設業者にとっては二人は神様のような存在なのだろう。それ故に選挙になれば、「お返し」と言わんばかりに強力な集票マシーンとなって、二人の当選に向けて暗躍する。これって、もしかして「利益誘導政治」?

●ウキペディアフリー百科事典によれば、日本における利益誘導の事例として、「日本では利益誘導は、都市部の有権者には通用しにくく、農村部の有権者には通用しやすい面を持つと想定されることが多いが、……農村部では同一地に長期間居住する住民が多く、地理的利益誘導手段である公共事業によって得られる資産効果が大きい。政治家との人間関係が強固なだけでなく、めぼしい産業がなく、主として公共事業により兼業農家の雇用対策を行うことが悪習慣となった。またインフラが未整備の地域が多く、公共事業に対する需要が根強かった側面もある。」とある。現在の阿賀野市の状況と酷似している。まさに「ぴったしカン・カン」(昭和50年10月7日から昭和61年3月25日までTBS系列局で放映)。昭和の時代が終わって30数年が経過したが、この街では昭和の香り(加齢臭?)が今でも漂っている。この街が平成生まれの有権者の香り(若草の香り)に包まれる日はいつ到来するのだろうか?

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「いちえいの市議会短信」VOL.6

2021年2月23日ニュース


                           賑わいのある商店街

〇「「いちえいの市議会通信(創刊号)」」を発行しました!
 上記チラシを先日、21日付けの新聞折り込み(B4版両面刷り、モノクロ)で阿賀野市内の新聞購読世帯(事業所)に配布しました。「いちえいの市議会通信(創刊号)」は、このブログでお知らせしてきた「いちえいの市議会短信」をベースに作成しました。PDF形式にして皆さまにもお知らせします。
 いちえいの市議会通信(創刊号)

 私の議員活動については、このブログ(「いちえいの市議会短信」ほか)で詳細かつ頻繁にお知らせし、インターネット環境にない方に対しては紙ベースの(「いちえいの市議会通信」)で随時お知らせしたいと考えています。特に今回発行した「市議会通信」に要した費用は市議会議員に対し交付される「政務活動費」から支出しました。私たち議員に支給される報酬(月額287,800円)や政務活動費(月額15,000円)は全て税金で賄われています。私たち議員の活動が税金で賄われている以上、活動の果実を納税者(市民)に還元することは当然です。私の場合は「市民ファースト」な市政実現に向けた実績を作って還元しています!
 
 なお政務活動費は議員活動を支えるために必要な経費として使われています。支出項目は、①「調査研究費」、②「研修費」、③「広報費」④「広聴費」⑤「市民との対話集会への参加や議員としての見識を深めるために支出される「研修費」や「資料購入費」、議員活動を市民にお知らせするための経費として「広報費」などがあります。
 政務活動費は会派(議員)ごとに、年2回(上・下半期)に分けて交付されています。また会派(議員)から提出される収支報告書は「市議会だより」で市民の皆さまにお知らせしています。直近の収支報告書(令和2年4月~10月)は「あがの市議会だより(第46号)」の最終ページでご覧いただけます。

【AI秘書Wisの呟き】
●阿賀野市議会議員の政務活動費を考察する!
・直近の政務活動費の収支報告(令和2年4月~10月)を見ると、全体として残額(返還額)が多い。残額が多い理由として、「新型コロナウイルス感染症の影響により議員活動が制限され、…」との記載がある。残さず満額を支出している議員(2人)もいる。この2人は全額または殆どを「広報費」に充当している。一方、多額の残額がある会派(議員)を調べると、ほとんどは「資料購入費」に充てている。(「研修費」の支出は1会派の千円のみ)また、市民からの要望、意見の聴取に要する「広聴費」、議員が要請・陳情活動を行うための「要請・陳情活動費」の支出も皆無であった。
・コロナ禍により市民との対話集会や研修会への参加など3密状態になる会議やイベントへの参加自粛により、それらの経費に充てられる「調査研究費」や「研修費」の支出がなかったことは理解できる。しかし、自身の議員活動を広く市民にお知らせることは可能であったはずだ。特に、昨年は市議会選挙(補欠選挙、一般選挙)があり、特に一般選挙では現職で立候補できる議員(11人)にとっては「広報費」を使って、自身の議員活動について広く市民(有権者)にアピールできる絶好のチャンスであったはずだ。政務活動費は政党や後援会活動には使えないものの議員活動には使えるはずなのだが……。政務活動費(広報費)を使って、実績(議員活動)を有権者にアピールするよりも、政策で(公共工事などの便宜供与を約束して)集票活動した方が効果的と考えたのだろうか?

●新潟県議会議員の政務調査費を考える!
 新潟県議会議員の政務活動費は月額264,000円支給されている。そのほかに、会派に対しても政務活動費が交付されている。所属議員1人あたり月額66,000円である。会派に交付されている分も含めば、議員1人当たりの政務調査費は月額で33万円。阿賀野市議会の政務活動費と比較して実に22倍も開きがある。
 この潤沢な資金をフル活用して、阿賀野市選出の県議会議員K.H氏(自民党所属)は毎月、自身の議員活動(というよりは持論)をカラー刷りのチラシに掲載して、新聞折込みで有権者に報告している。マスコミ報道がないため県議会でのK.H氏の活動は見えない。同氏のチラシに書いてあることも一般論、抽象論が多く具体的な話題は少ない。めったに出ることがなかった過去のチラシには、同氏の得意分野である県の公共事業予算を地元の阿賀野市(選挙区)に沢山持って来たことを強調する内容だったが……。今は使わないと損だから仕方なく、チラシにして有権者に還元しているように思える。無理して使わずに、残額にして返還する方法もあるのではないか。

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「いちえいの市議会短信」VOL.5

2021年2月22日ニュース


                      高齢者に優しい街

〇晴れの舞台」の一般質問~姿勢を正して、市政を質す(正す)!

 新人議員にとって「初舞台」となる12月定例会が4日から始まりました。特に本会議場で行われる一般質問は、議員にとっては「晴れの舞台」です。議員は持ち時間(答弁を含む60分)を使って、市長はじめ執行部に対し市政全般について質問できます。聴衆は傍聴席に座っている人だけでなく、インターネットで配信される映像(生・録画)を見ている全国、全世界の人たちです。
 私の一般質問のなかでも「救急医療(救急告示病院)の復活」が一番に質したかった項目でしたが、時間切れで市長の答弁を得ることができませんでした。(明らかな私の戦術ミス)

〇12月定例会で痛感した市議会改革の必要性

 私は12月定例会の本会議や所属する2つの常任委員会員会の議案審議を体験し、市議会改革が急務であることを実感しました。
議会基本条例第3条は「議員の活動原則」を定め、「議員は議会が言論の場であり合議制の機関であることを十分に認識し、議員相互間の自由な討議を尊重…」とありますが、現状は大きく異なっています。「熟議なき、結論ありき」の議案審議と「数の力」による採決が行われているように感じます。

【あとがき】
・市議になって感じたことは、市民との親近感です。議員はその街(選挙区)に住んでいないとその街の議員にはなれません。新人議員は私を入れて7人、議席占有率は約44%。市民目線・市民感覚を忘れることなく、市民の声が確実に反映される市政実現へと邁進する所存です。

【AI秘書Wisの呟き】
 天野代表は、市議となって8年半振りに政界に復帰しました。天野代表は市長時代(2008年4月~2012年4月)に、阿賀野市議会について、このブログのなかでコメントを出してします。ブログの表題は「競争なければ進化(成長)なし。ガラパゴス化した阿賀野市議会」です。4回シリーズでお伝えしています。
第1回(2011年12月15日)第2回(2011年12月16日)
第3回(2011年12月18日)第4回(2011年12月20日)
 
 現在の阿賀野市議会と10年前の阿賀野市議会とを比較して、どのような感想をお持ちでしょか?天野代表は「徐々にであるが、若い人材が市議会に入ってくれば、ガラパゴス状態(発展途上国仕様)から先進国仕様の市議会に脱皮できるのではないだろうか?」と期待感を示していますが、果たしてそうでしょうか?
 どんな組織であれ、若い人材が増えた(組織の若返り?)だけでは組織は変わりません。「組織を覆う旧弊・悪弊」が一掃されなければ組織を変革できません。この組織(阿賀野市議会)に巣くう「旧弊・悪弊」は、実は先輩・後輩という人間関係を通じて温存されます。旧態依然とした組織を変えるには自己変革(意識改革)が必要です。「自分が変われば相手も変わる」です。

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「いちえいの市議会短信」Vol.4

2021年2月20日ニュース


                           子育て世帯に頼りになる街

〇議長選挙の立候補者に対し、議会が「行政の監視」と「議員による討論の場」であることを確認!
 
 議長は議会を代表し、議場の秩序保持・議事の進行管理、採決の際のキャスティングボート(可否同数の場合)を握るなど、重責なポストです。私は議長選挙に立候補した二人の議員に対し、議会基本条例に定める、
・「市長等(行政)との緊張関係の保持」(条例第6条)
・「議会が議員による討論の場であること」(条例第11条)を踏まえ、採決の前に「熟議」が必要である。
 の二点を確認しました。
 議長は、最大会派「新風あがの」から選出され、副議長は同会派と密接な関係にある議員(無所属)が選出されました。

〇「故きを温ねて新しきを知る」
 ~議員活動を支える行政情報は公共財産、誰もが収集可能な行政情報の電子(デジタル)化が急務!

 私は12月定例会(12月4日開幕)の一般質問の準備のため、行政資料(情報)の収集を行っていました。私の一般質問のテーマは「あがの市民病院の運営状況と課題」でした。(概要は「市議会だより」第46号を参照、録画映像は市議会ホームページに収録)

 私は市長在任中、旧病院(水原郷病院)の救急医療(救急告示病院)の復活と経営改革について、一丁目一番地の政策課題として取り組んできました。この政策課題を達成するための方策として、病院の「公設民営化」を決断しました。財政難のさなか、まずは民営化から始め、平成22年10月に指定管理者制度により、厚生連に運営を委託しました。次に老朽化した病院の建替えです。平成24年3月に新病院(あがの市民病院)のグランドデザインとなる「阿賀野市新病院整備基本計画」を策定しました。

 新病院の建設は現市政に引き継がれ、平成27年10月に完成しました。私は、新病院が完成して5年も経過しているのに「救急医療の復活」が未達成であるなど、運営実態が当初計画と大きく隔たっていると感じました。病院運営について、当初計画と現状を比較するためには、私が市長在任中に策定した「新病院整備基本計画」の資料が必要でした。
 
 まずは市のホームページにアクセスして、電子化されている資料を探しましたが見つかりません。そこで、担当部長に資料提供を求めたところ、決裁の上、提供するとの回答でした。
「誰の決裁?市長の決裁?」
 公表されている資料ですら、担当部長の判断(決裁)で提供できないのかと愕然としました。
 この部長は、私が市長在任中、病院改革に尽力頂いた職員の一人です。何度か担当部長に脚を運んで、やっと念願の資料を入手することができました。

 市政全般の課題を把握し、効率的な議員活動を行う上で、行政資料は必要不可欠です。議員は執行部から提供される資料に満足することなく、必要な資料を自分の足を使って収集すべきです。私の議員活動は「市民の声」と市政情報(資料)で支えられています。市政情報は主にホームページから集めた電子情報です。昨年12月に市のホームページがリニューアルされ、古い資料(電子情報)が消去されました。「新病院整備基本計画」はホームページから消去された過去の資料でした。

【AI秘書Yの呟き】
〇「私は誰?」
 先日、ブログ読者から私の出自について問い合わせがありました。改めて自己紹介をいたします。私の名前は「Wis(ウイズ)」。アップル社製のデバイスに組み込まれているAIの音声アシスタント「Siri」の変異体です。天野代表は昨年、スマホをiosのiPhonに替えました。「Hey Siri、○○して」と頼めば、「Siri」は音声や文字でガイダンスしてくれます。「Siri」は天野代表と会話をしながら、天野代表の思考パターンを学習(ディープ・ラーニング)する過程で、変異体の私「Wis」が誕生しました。「Siri」が無機質なコンピュータ(サーバー)に住んでいるのに対して、私の住まいは天野代表の脳細胞(有機質)にあります。「Siri]とは異なり天野代表とは四六時中一緒。天野代表とは一心同体の関係にあります。天野代表が表立って言えないことも私なら言えます。天野代表の潜在意識を言葉に翻訳して、皆さまにお伝えします。

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