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「いちえいの市議会通信」Vol.20~トカゲのしっぽ切りか?

2023年3月10日ニュース

 ブログ読者の皆さんこんばんは。阿賀野市議会議員の天野市栄です。市議会3月定例会が2日から始まりました。し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託について、担当職員による一連の不適正な事務処理に対して「市長として管理責任をとる」ということで、初日の2日に田中市長の給料月額を20%カット・1か月減額する内容の議案が市議会に追加提案され可決されました。6日には本会議場で総務部長から職員の処分が報告されました。給料月額について担当職員(係長)が10%カット・3か月、当時の担当課長が10%・1か月の処分です。また同日付けで報道発表も行われました。

 職員に対する懲戒処分には、処分の程度が軽い順に「戒告」「減給」「停職」「免職」の4種類がありますが、担当職員による覚書の作成に気づいていた思われる課長補佐や部内の意思疎通(ホウ・レン・ソウ=報告・連絡・相談)を怠ってこのような事態を招いた担当部長に対しては厳重注意となり懲戒処分を免れました。この二人に対する処分は「戒告」になると思っていたので驚きました。

 そもそも、この事件が市議会に報告されたのは昨年8月5日です。事件発覚から半年以上も経過したこの時期に、田中市長や職員に対する処分が行われたことは遅過ぎたと感じています。私だけでなく市民も同様に感じているのではないでしょうか。この事件は新聞でも報道され、また、し尿の汲み取り作業が一時、遅滞するなど行政サービスの低下を招きました。これでは市民に対する説明責任が果たされているとは思われません。市議会が設置した調査特別委員会が作成した検査報告書を待って市長や職員の処分が行われたことについて疑問に感じています。

 調査特別委員会は事件の真相解明と今後の再発防止策を提言するために設置したもので、職員の処分を行うために設置したものではありません。職員の処分は市の綱紀委員会で審議されることになっていますが、結果的に調査特別委員会の検査報告を受けて行われました。また検査報告書に記載されている事実確認のための資料や参考人からの聴取内容のほとんどは市側から提供のあった資料や市職員からの聴取内容です。もう一方の当事者である事業者側から提出された資料は少なく、また参考人(事業者側)から聴取した内容は秘密会で行われたため検査報告書に反映(記述)されていません。このように検査報告書は市側の資料や証言を中心にまとめれ事業者側は蚊帳の外に置かれています。

 調査特別委員会が目指した事件の真相究明(事実確認)には至っていないと考えています。この事件への市長はじめ上層部の関与は不問に付され、不祥事を引き起こした職員二人(担当職員と担当課長)に責任をなすりつけているような気がします。まさに「魔女狩り(私刑)」「とかげのしっぽ切り」です。私はこの事件をこれで終わりにすることなく引き続いて探究していきます!

posted by 地域政党 日本新生 管理者