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「いちえいの市議会短信」Vol.19~20%カット・1か月

2023年3月4日ニュース

 ブログ読者の皆さんこんにちは。阿賀野市議会議員の天野市栄です。市議会3月定例会が一昨日の2日から始まりました。会期は17日までの16日間です。例年、3月定例会では新年度予算案など執行部提出の議案が増えてくることからを会期が長く設定されています。初日の2日に田中市長の給料月額を20%カット・1か月減額する内容の議案が市議会に追加提案されました。これは、し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託について、担当職員による一連の不適正な事務処理に対して市長として管理責任をとる、というものです。職員による不適正な事務処理については、市議会においても地方自治法第98条第1項に基づき調査特別委員会を設置し、事件の事実確認や背景、要因、人事管理、内部統制について検査を行い検査報告書をとりまとめました。この検査報告書は2日に本会議で報告されました。私も特別委員会の一員として参画しました。なお検査報告書は下記のPDFをご覧ください。
 検査報告書

 さて、私が市長就任の期間(2008.4~2012.4)に行った私自身の減給処分は15%カット・48か月でした。これに5%カット・1か月が2回ありました。15%カットは前市長時代に悪化した市財政の健全化のために行い、5%カットの2回は当初予算科目の更正や病院管理者の任用に関してのもので、いずれも反市長が多数を占める市議会からの圧力によるものでした。まさに「多勢に無勢」でした。当時の私の減給処分に比べれば、田中市長の減給処分はずいぶんと軽い・甘い処分だと感じました。阿賀野市議会議員16人中、市長派議員が10人。まさに「数の論理」が道理を曲げた結果だったと理解しています。

 私以上に議会からの圧力を受けて辛酸を嘗めた首長が県内にいらっしゃいます。津南町の桑原悠町長(現在2期目)です。町立保育園の統合を見据えて行われた保育園舎増改築工事の入札が2度に渡って不調になったことに対する減給処分で、こちらは30%カット・6か月です。保育園の統合問題(是か非か)も絡み合いこのような厳しい結果になったと理解しています。私は「そこまでやるのか!これは(議会による)いじめではないか!」と感じました。桑原町長には、これにめげずに所信を貫いてほしいと願っています。

 「し尿処理収集運搬業務及び複合ごみ資源化処理業務委託」問題は市議会での審査はこれで終了しましたが、自治法第98条による検査権の限界を感じました。当初は強大な調査権(罰則付きの証人尋問・記録の提出)を付与する100条委員会を設置する予定でしたが、いつの間にか骨抜きにされ権限の弱い98条による委員会設置になってしまいました。これも市長派議員が多数を占める阿賀野市議会の「数の論理」を見せつけた一場面と理解しています。「真実は一つ!」私は一議員として、今後ともこの問題を追及していきたいと考えています。
(代表 天野 市栄)
 

posted by 地域政党 日本新生 管理者