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小説「廃屋の町」(第26回)

2017年6月18日ニュース

 市議会9月定例会が8月28日から1か月の日程で開催され、一般質問が9月4日から始まった。
「日程第18、これより一般質問を行います。あらかじめ、お知らせしてありますとおり、本日の一般質問は順番一番、小林俊二さんから順番4番、明間昇さんまでといたしたいと思います。これにご異議ございませんか?」議長の遠山信一が言った。
「異議なし!」数名の議員から声が上がった。
「従って、本日の一般質問は順番1番から4番までとすることに決定をいたしました。それでは、順次発言を許します。5番、小林俊二さん」
「5番、小林俊二です。今9月定例会におきまして、一番目に質問させていただきます。私からは、合併して8年が経った新田沼市の現状認識と今後の市政の方向性、在り方について、ご質問させていただきます。ご存知のとおり、新田沼市は平成20年4月に旧田沼市と周辺の三つの町村が合併して誕生し、人口約11万人の市としてスタートしたわけです。思い起こせば、周辺3か町村との合併協議が大詰めを迎える中、合併協定の内容を巡って紛糾し、一時、協定の締結が危ぶまれたことがありました。当時、旧田沼市長だった井上市長は、合併協議の取りまとめ役としてリーダーシップを遺憾なく発揮され、あわや御破算かと思われた合併協議を見事にまとめられ、今日に至ったわけであります。しかし、この8年間を振り返りますと、人口減少の波が田沼市においても静かに押し寄せています。先頃発表された『田沼市人口ビジョン』によれば、11万人でスタートした人口が50年後には約半分の6万人になってしまうという、大変ショッキングな人口予測が示されています。もっともこれは、何ら対策を講じなかった場合の予測値ですので、実際はここまで悲観的になる必要はないと考えています。また、人口構成を見ても、少子高齢化が進むなか、15歳以上の生産年齢人口も徐々に減っていくという予測結果が出ています。新田沼市の市政を託された井上市長におかれましては、8年間の市政運営について、どのように総括されるのか、また今後の市政の方向性、在り方について、どのようなお考えをお持ちなのか、お伺いします」
(作:橘 左京)

posted by 地域政党 日本新生 管理者