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オンブズマン通信1.2~阿賀野市民オンブズマンを立ち上げました!(その2)

2016年6月26日ニュース


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 

 さて、H氏と立ち上げた「阿賀野市民オンブズマン」は、市内の志ある方々の賛同を得て今月上旬に発足した。オンブズマン設立のきっかけは田中清善阿賀野市長の公職選挙法違反(寄付の禁止)疑惑を巡る一連の報道であるが、現市政に対する我々二人の共通認識は「不透明・不明瞭」な市政運営だ。特に市政に関する情報について、市当局にとって「都合の良い情報」と「不都合な情報」とに選別され、市民には「都合の良い情報」しか提供されず、臭い物には蓋をしろと言わんばかりに「不都合な情報」は隠す、などの情報操作が行われているのではないかという懸念を持っている。

 一方、市長はじめ執行機関に対する監視機能を担う立場にある市議会が、むしろ市長の持つ強大な予算配分権に与(あずか)ろうとオール与党化している現状がある。先日閉会した市議会6月定例会が、田中市長の公職選挙法違反疑惑が一部のマスコミに報道されているにもかかわらず、この問題について何ら議論することなく、平穏無事に閉会したことは、議会がオール与党化している証左である。このように市長と市議会の関係が一強多弱の関係になってしまったことを、一市民・一有権者として大変憂慮している。10月の市議選においては、このような現状を変えていかなければならないと考えている。

 私たち阿賀野市民オンブズマンの使命は、「公平・平等・透明性のある市政」、「市民の、市民による、市民のための市政」の実現など、真の住民自治を確立することにある。設立間もない阿賀野市民オンブズマンの初仕事に選んだのは、阿賀野市長の市長交際費についての情報公開請求である。先ごろ阿賀野市当局に対して、市長交際費について、支出基準及び平成27年度分と28年度4月分の支出伝票について情報公開請求を行った。結果は一部非公開。21日に市当局から交付された資料には黒塗りの箇所が随所にあった。死去した元町村議会議員や企業・団体代表の氏名が黒塗りになっている。そもそも情報公開制度は行政の透明化を確保するために設けられた制度である。「見せる」のが原則で「見せない」のは例外だ。本人以外の者に「見せない」のが原則で「見せる」のが例外の個人情報保護制度と異なる。

 さて、市当局から交付された資料を分析・検討結果についてお知らせする。
○まず、弔慰に関する支出状況を調べてまとめた一覧表が下記のPDFファイルである。開いてご覧いただきたい。
 阿賀野市長交際費(弔慰)支出状況

 この一覧表からも分かるように、平成27年度及び平成28年度4月までに弔慰に関する支出が5件(死去した5人の元町村議会議員)あった。市当局から交付された「阿賀野市弔慰規程(内規)」によれば、合併前の町村議会議員(在職12年以上)が死去した場合、「香典1万円・弔花Ⅰ基」と規定されており、この規程どおり支出されているので問題はない。しかし、公職選挙法違反(寄付の禁止)という視点で見た場合は問題だらけだ。ポイントは田中市長本人が葬儀(通常は葬儀の前日に行われる通夜)に出席していたかどうかである。(この件についての過去ログは、時局短信1.1時局短信1.5
 5回あった通夜の席に田中市長は1回しか出席していない。あとの4回は代理出席だ。平成27年9月の元安田町議会議員の通夜及び12月の元安田町議会議員の通夜は民生部長が代理出席している。平成28年3月及び4月の元笹神村議会議員の通夜には総務課長が代理出席しているが、「阿賀野市長の職務を代理する職員の順序を定める規則」によれば、第1順位は総務部長、第2順位は民生部長、第3順位は産業建設部長とある。3月及び4月の元笹神村議の通夜に、市長の職務を代理する資格のない総務課長が代理出席しているのはおかしいのではないか。
※次号に続く。

(あとがき)
 ・市長交際費の平成27年度分は116件、平成28年度4月分は19件あった。上記分析・検討結果は市から交付された資料の全てが本物、つまりは改ざんはないという前提に立ってまとめたものであるが、気になることがある。決裁権者の決裁(総務部長決裁)が表示されている経費執行伺兼支出命令票は、通常、複数の支出をまとめた金額で決裁されている。問題は個々の支出明細(個票)である業者からの請求書(贈答品など)や支払証明書(市長政策課長印が押印)だ。特に支払証明書は市役所内で作成される資料だけに改ざんの可能性がゼロではない。
【刑法】
(公文書偽造等)
第一五五条 行使の目的で、公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は偽造した公務所若しくは公務員の印章若しくは署名を使用して公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造した者は、一年以上十年以下の懲役に処する。
2 公務所又は公務員が押印し又は署名した文書又は図画を変造した者も、前項と同様とする。
3 前二項に規定するもののほか、公務所若しくは公務員の作成すべき文書若しくは図画を偽造し、又は公務所若しくは公務員が作成した文書若しくは図画を変造した者は、三年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処する。
(虚偽公文書作成等)
第一五六条 公務員が、その職務に関し、行使の目的で、虚偽の文書若しくは図画を作成し、又は文書若しくは図画を変造したときは、印章又は署名の有無により区別して、前二条の例による。

 ・くだんの香典は5件あったが、田中市長自身が通夜に出席したのは、昨年11月17日の元安田町議会議員の1件だけだ。死去した元議員の名前が黒塗りになっているため誰だか分からないが、何となく気になる。他の2件の元安田町議の通夜には、市長の職務代理順位が2位の民生部長が代理出席している。また今年3月と4月の元笹神村議の通夜には市長の職務代理権限のない総務課長が代理出席している。
 なぜか。田中市長は元町村議会議員の通夜に自身が出席できない場合に、死去した元議員の所属していた旧4か町村役場出身の幹部職員を代理出席させていると考えるとすっきり理解できる。元安田町議の通夜に2回代理出席した民生部長は旧安田町役場出身の職員だ。元笹神村議の通夜に代理出席した総務課長は旧笹神村役場出身の職員だ。それでは、市長の職務代理2位の総務部長と3位の産業建設部長はどうかといえば、二人は旧水原町役場出身の職員だ。これらから推測すれば、元京ヶ瀬村議の通夜の場合には、市長の職務代理権限のない旧京ヶ瀬村役場出身の幹部職員(課長職にある職員)を代理出席させているのではないかという推測が成り立つ。
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者