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新人候補にハンディキャップは必要か

2012年4月9日ニュース

 一般的に選挙(告示日 )が近づくと、マスコミによる選挙報道が熱を帯びてくる。世間の耳目を集める選挙に関しては、特にその傾向が強い。なかには、耳目を集めるように工夫をこらした報道も見られる。先月、地元紙に次のような見出しの記事が掲載された。この記事を目にした読者はどのような印象を持つだろうか。「投票行動に影響はないのか。」と心配するのは私だけか。その記事(見出し)を紹介する。「阿賀野市 施設介護『個人の尊厳ない』 市長答弁撤回申し出 議会反発 全会一致で否決」更に、本文中の記事の中に「4月の市長選挙に出馬を予定する天野市長は、…」というくだりがある。この記事を読んだ人は阿賀野市長選挙に関係する報道と理解するであろう。

 今回の阿賀野市長選挙は現職に新人候補2人が挑む構図になっている。一般的に、知名度で劣る実績のない新人候補は現職に比べて不利とされている。しかも今回の市長選挙では政策上の大きな争点はない。前回の市長選挙がそうであったように、私が新人候補なら現職(又は後継指名の新人候補)の打ち出した政策を真っ向から否定する政策(○○を中止します。)を打ち出す。

 さて、ゴルフというスポーツ(レジャー)がある。素人が仲間内で楽しむレジャーとして人気が高い。(特に政治家は、仕事をさぼっても行きたくなるほどゴルフがお好きなようで)このゴルフ、性別・技量によってハンディキャップ与えられる。ハンディキャップを与えたことによりプレーの結果が予測できなくなり楽しみが倍増する。仲間内でやるレジャーとしては、ハンディキャップ制をとった方がプレーが楽しくなる。
 しかし、プロスポーツのゴルフは違う。新人であれベテランであれ、技量に関係なく厳格なルールの下で優勝を目指して鎬(しのぎ)を削る。選挙も現職であれや新人であれ、厳格なルール(公職選挙法)の下で鎬を削るという点ではプロゴルフと同じである。第三者がハンディキャップを与えることはできない。

(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者