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競争なければ進化(成長)なし。ガラパゴス化した阿賀野市議会(その三)

2011年12月18日ニュース

 阿賀野市議会が「ガラパゴス化している」、すなわち独特の政治文化を形成している背景は三つあります。一つには議員の世代交代がないことです。市議会議員22人(現在1人欠員)のうち、阿賀野市が誕生した平成16年に新たに議員になった方は3人で残りの18人は合併前の町村議会議員経験者です。年齢も60歳代がほとんど(21人中19人)で、サラリーマンでいえば定年退職した年代の人達です。町村時代には違和感のない現象だったかもしれませんが、市議会ともなれば町村議会以上に高い品格と見識が要求されます。長く県職員として県議会議員の活動を見てきた私にとって、阿賀野市議会の状況は特異な現象に映って見えます。 
 二つ目には、前回の市議選(平成20年10月)が無投票であった点です。前回選挙から議員定数が26から22に削減されましたが、現職6人が引退し元職2人が返り咲いた結果、無投票になったのです。無投票とは、無競争で議席を得た、すなわち市民から選ばれることなく議員資格を得たわけですから、市民代表(全体の利益代表)という意識も自覚も低いと思います。むしろ自治会など狭い地域の代表、業界団体の利益代表(一部の利益代表)と言ったほうが的確な表現かもしれません。
 三つ目に、サラリーマン(勤労者)にとって、リスクばかりが大きい地方議会の議員になろうというインセンティブが働かない点です。つい最近まで、地方の小規模自治体の議会議員選挙に、夫が出ると言えば妻は離婚を迫り、息子が出ると言えば親からは勘当だと言われる、そんな時代がありました。また、サラリーマンが現職のまま地方議会の議員になることは大変難しく、過去に一部の例外(旧国鉄時代に国鉄職員の身分を保有したまま地方議会の議員をやっていた)はありましたが、現状ではサラリーマンは会社を辞めなければ議員になれません。しかも阿賀野市のような小規模な自治体議会の議員になっても、少ない議員報酬で生計を立てることは無理です。このため、地方議会の議員になる人は農業など自営業者(生活費は自営業の収入から)かサラリーマンを定年退職した人(生活費は年金収入から)しかいません。その結果、就業人口も多く納税額も多いサラリーマンが議員になる道が閉ざされているのです。
 我が地域政党は、阿賀野市議会のガラパゴス化状態を解消しなければ、阿賀野市の進化、成長はないと確信しています。そのためには、ガラパゴス化の背景となった三つの要因を排除しなければなりません。阿賀野市の輝く未来を創造するためには、明治維新のように若い改革の志士たちの力を結集する必要があります。改革の志士たちを市議会に送り込むべく皆さま方の特段のお力添えをよろしくお願いいたします。
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者