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競争なければ進化(成長)なし。ガラパゴス化した阿賀野市議会(その一)

2011年12月15日ニュース

 ビジネス用語の一つに「ガラパゴス化」という言葉があります。この言葉は、孤立した環境(市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句として使われています。ガラパゴス諸島は、南東太平洋上にあるエクアドル領の諸島で、ダーウィンが進化論の着想を得ることになった島として知られています。南米エクアドル本土より西約900㎞離れた洋上にあり、天敵になるような大型の陸棲哺乳類が存在しないため、優勝劣敗・適者生存の法則が働かず、大陸とは隔絶された独自の進化を遂げた固有種が多く存在します。
 ガラパゴス化の背景として、十分に大きく単独で成立する特異性の強い市場の存在が前提になります。 この市場内で成功する戦略として、ローカルなニーズに基づいた独自進化の道が選択され、その結果、特化した高水準の製品やサービスが誕生します。 一方、これとは逆に、より多くの市場のニーズを同時に必要十分満たすという戦略の下で製品やサービスが開発され、これらが世界的に無視できないシェアを獲得すれば、事実上の世界標準となる可能性が出てきます。 この時、高水準の少数派は低水準の多数派に対し、規格争いで不利な立場になってきます。
 ガラパゴス化した製品やサービスとして、パーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルテレビ、カーナビゲーションシステム 、非接触ICカード、ゲームソフトなどを挙げることができます。これらの製品は、日本独自の規格を採用したり、日本人固有のニーズにもとづいて開発されるため、日本という限られた市場での消費者しか取り込めないことから、顧客一人あたりの単価を上げることが追求され、高性能・多機能・高価格化という現象が起こります。このため、日本国外からの参入が阻まれ、国内製品は一定の利益を上げることができますが、逆に同じ製品のままでは世界市場に参入することは困難になります。一方、世界市場で営業を展開する製品は、消費者のニーズの多様性から機能や品質は日本製のものに比べれば劣りますが、生産規模が膨大であるため安価な価格設定が可能になります。
 その結果、日本製品は国内市場に封じ込められ、高機能・高コスト化を強いられ、海外製品は世界市場で切磋琢磨(競争)されながら徐々に高性能化し、最終的には基本性能も日本仕様の製品に並び、やがて上回るようになります。このようにして、世界標準にもとづいた低価格の海外勢が一気に日本市場に流入し、日本独自仕様製品の敗北という結末で終わります。
※記述にあたり、ウィキペディア(フリー百科事典)を参考とさせていただきました。
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者