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国道49号水原バイパス開通!(その2)~若い世代を逃がさない、呼び込む!

2023年1月14日ニュース

  国道49号水原バイパス

 
 12月4日に国道49号水原バイパスが百津・下黒瀬間(延長5.4㎞)で部分開通(暫定2車線)した。国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所が報道機関に配布した10月14日付けプレスリリース資料によれば、開通により期待される効果として、①円滑な走行、②安全な走行環境の確保、③産業及び物流の支援の3点を挙げている。「円滑な走行」や「安全な走行環境」の二つの効果はバイパス整備によって必然的にもたらされるものだ。昔はこの二つの効果があればバイパス整備が可能となったが今は違う。「まちづくり(生活者)」の視点が欠かせない。つまり住民の生活基盤、地域の経済・産業基盤の構築に資する道路整備でなければ「造った時点で終わり」になってしまう。「造ってしまえば終わる」のは工事を請け負った施工業者の発想である。一方、工事を発注した行政(国や自治体)は「造ったら始まる」、むしろ「造る前」にしっかりとしたまちづくりのビジョンを策定しておくことが肝要だ。自民党参議院議員の佐藤信秋氏も地元紙のインタビューの中で「(道路など)インフラは手段であって最終目的ではない。地域を支える教育と雇用が大事であって…」と明言している。開通による効果として3点目に挙げている「産業及び物流の支援」は、まさに「まちづくり」の視点だ。

 国道49号のバイパス整備はこれまで新潟市(中央区・江南区)と阿賀野市の2市を結ぶ都市間道路(基幹道路)として整備されてきた経緯がある。先行して4車線化した江南区内のバイパスの沿線には亀田工業団地や大型商業施設が3か所立地し、その周辺には店舗や住宅団地が形成されるなど生活圏域の重層的な広がりが認められる。国道49号バイパス沿線のまちづくりの現状を新潟市江南区(人口68,237人)と阿賀野市(人口40,407人)を比較すると大きな違い(格差)が認められる。残年ながら阿賀野市の場合はバイパス開通を見据えたまちづくりのビジョンもなければ計画もない「お寒い状況」だ。強いて挙げれば新潟市江南区から阿賀野市に入るバイパスの起点付近に市が整備した「道の駅あがの」か。道の駅の運営主体は民間会社であるが、店内には地場の野菜・食料品の販売や飲食コーナーが設けられている。また地域おこし協力隊員による移住相談コーナーも併設されている。昨年8月にオープンした道の駅が今後、阿賀野市のまちづくりにどのような形で貢献していくのか注視したい。

 国道49号水原バイパスの工事(平成17年から着工)は、私が市長をしていた頃(平成20年4月~24年4月)はほとんど進んでいなかった。そんな中でバイパスと国道460号が交差する付近、すなわちJR線・国道460号・安野川・住宅団地に囲まれたエリアに大型商業施設の開発構想が浮上した。しかし私が市長退任後はなぜかこの話は立ち消えになった。水原バイパスが部分開通した現在、このエリアでの民間開発の話は全く出ていない。仮にこの場所に大型商業施設ができていれば、市外に逃げている消費人口を取り込めるし、国道460号の先にある新潟市秋葉区の消費人口も取り込める。この商業施設に市バスを回せば運転免許を持っていない高齢者も利用できる。また商業集積地が形成されれば、自ずとその周辺には住宅地が整備され子育て世代も呼び込める。「若い世代を逃がさない、若い世代を呼び込む」ためのまちづくりが必要だ。

 現在、阿賀野市には大型の商業集積地は一つもない。そのため市内の消費人口は周辺の五泉市、新潟市秋葉区、新潟市江南区、新潟市北区、新発田市の商業集積地に向かっている。その結果、車を持たない高齢者は「買い物難民」になっている。水原バイパスの開通によって新潟市江南区へのアクセスが格段と良くなった。私も水原バイパスが開通してからは江南区にある商業施設に買い物に行く回数が増えた。買い物に行く途中や帰り道に「道の駅あがの」に立ち寄っている。店内(あがの酪農カフェ)で販売しているソフトクリームをお勧めしたい。濃厚な味となめらかな舌ざわりの絶品である。値段もリーズナブルな350円。カップの色は灰色で安田瓦の色を模している。道の駅に立ち寄ると必ずソフトクリームを食している。「まいうー!」(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者