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政局自論14.2~選挙3兄弟(その2)

2022年2月25日ニュース

団子3兄弟


 先日、所用のため新発田市に出かけた。国道460号(新潟県管理道路)を車で走り新発田市に向かった。沿道には自民党候補予定者の小林氏のポスターが随所に張られている。一方、立憲民主党候補予定者の森氏のポスターは1枚しか確認できなかった。この小林氏のポスターには本人以外に二人の顔写真と名前が載っている。一人は花角知事もう一人は地元阿賀野市選挙区の自民党県議のK.H氏だ。新発田市内に入ると、小林氏、花角氏のほか、今度は新発田市・北蒲原郡選挙区の自民党県議のY.I氏または同じく同選挙区の自民党県議のO.I氏の顔写真と名前が大きく表示されていた。

 自民党のポスターは立候補予定者・知事・県議の顔写真が並ぶ3連ポスターだ。一方の立憲民主党のポスターは立候補予定者と党代表(泉氏)の顔写真が並ぶ2連ポスターだ。阿賀野市内に張られている自民党ポスターは縦に3分割、新発田市内に張ってあるポスターは横に3分割である。ポスターが縦長であることを考えると、横に3分割の方が見栄えがする。いずれにしろ自民党のポスターは5月の知事選、7月の参議院選、来年4月の県議選(地方統一選挙)の立候補予定者の顔写真が選挙という串でつながっている。まるで三色団子のようだ。

(あとがき)
 4年前、花角知事は自民党や公明党など国政与党の推薦を受けて立候補し、国政野党の推薦候補を破って初当選した。花角氏は当選した際、県民党やノーサイドを強調していたが、前回県議選の時はちゃっかり自民党候補とツーショットの顔写真が並んでいた。阿賀野市内に張られた自民党のポスターには、花角知事と前出のH県議が仲良く並んでいた。選挙の時期になると花角知事は、磁石に吸い寄せられるように自民党に寄っていくように見えるがそうでなはい。自民党が知事の権威と権力を選挙に利用しよと、磁石を使って知事を引き寄せている。新潟県議会の議員定数は53人(現員52人)。自民党は30議席を有する。議席占有率は57.7%。県議会の議長と副議長のポストは自民党が1年交代で独占している。この悪しき慣習が昭和の頃(終戦後)から続いている。一強多弱な新潟県議会はいつまで続くのだろうか。(線路は続くよどこまでも…)
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者