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阿賀野市議会基本条例~絵に描いた餅になりそうです(ガラパゴス物語番外編)

2012年3月28日ニュース

 阿賀野市議会3月定例会最終日の19日に、I議員からこのブログについての緊急質問が出された。I議員はじめ多くの市議会議員からこのブログが読まれていることは大変嬉しく思う。感謝申し上げたい。I議員がこのブログを読んだ感想として「議員を軽く見ている」との発言があったが全くの誤解である。私は、議員の軽率な判断・行動によって阿賀野市議会の権威・品格が損なわれている現状を憂えているのだ。私が一番訴えたかったことは、苦労して作り上げた阿賀野市議会基本条例を「絵に描いた餅」にさせないように、議員諸氏から切磋琢磨してもらい、名実とともに議会運営の憲法に仕上げてほしいということである。このブログの行間から読み取ってほしい。
 更にI議員からは、市長は行政トップとしては一人であるのでリーダーシップを発揮できるが、我々議員は(各々が市民の代表として)個別に判断・行動するため市長のようにリーダーシップを発揮できないとの発言もあったが、全くそのとおりである。I議員が、議会基本条例に関する調査特別委員長(現在は議会改革推進特別委員長)として、議員諸氏の多様な意見を取りまとめるため大変なご苦労をされたという話は聞いている。また、議会改革の大きな柱である議員定数問題について、S議員(かつては与党議員と称していたが、今は…)が議員定数に関する特別委員会の委員長として、議員諸氏の利害が複雑に絡む難題に取り組んでいる。
 しかし、議会という“ムラ社会”に長く身を置くと(これについての過去ログはこちら)、内なる改革(自己変革)が難しくなる面は否めない。だからこそ我が地域政党「日本新生」が黒船になり、市議会に改革の志士を送り出し、I議員やS議員など内なる改革派議員と連携・協力し、市議会改革を成し遂げたいと考えている。内なる改革派議員の奮起を促したい。

※昨年12月に議員辞職したY氏も内なる改革派議員の一人であった。水原郷病院の公設民営化の調査特別委員長として、議員諸氏の意見を取りまとめるため大変なご労苦があったと聞いている。しかし、これが“ムラ社会”の掟、すなわち「出る杭は打たれる」に触れ、議員辞職につながったのではないかと思っている。議会開催中にゴルフをやっても“ムラ社会”の掟には触れないのか。疑問に感じる。

(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者