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出藍の不名誉(その2)

2012年2月15日トピックス

 「この出藍の不名誉」は、政界においても時々現れる現象です。いわゆる「世襲議員」といわれる議員においてです。世襲議員とは、親や親族が議員で、その政治地盤や資本などを受け継いで議員となった人のことで、「二世議員」とも呼びます。選挙に勝つためには、「地盤」「看板」「鞄」の三バンが必要だと言われています。日本の選挙での当落は後援組織の充実度(地盤)、知名度の有無(看板)、選挙資金の多寡や集金力の多少(鞄)に依存している場合が多く、それらを端的に表したのがこの三バンです。少し古い記録になりますが、2004年時点で全衆議院議員の27%が世襲議員で、当時政権政党であった自民党の世襲議員が101人で自民党の議席244の実に41%が世襲されていました。
 このように、世襲議員は三バンを持っていることから選挙には圧倒的に優位な立場にあります。しかし、「親の七光」(親の社会的地位や名声)で当選したものの、その後は鳴かず飛ばずの政治家人生を送る議員もいます。最近、日本の首相が1年の短期間で交代を繰り返していますが、多くは世襲議員です。
 「親の七光」によって議員に当選しても、「親の七光」は永遠の輝きを持っているわけではありません。親が亡くなれば「七光」も輝きを失ってしまいます。「親の七光」で当選しても、自らの玉を磨いて光を出さなければ、親を超えるどころか親のような政治家にもなれません(「玉磨かざれば光なし」)。皆さんの周辺に、このような名ばかりの世襲議員はいませんか。
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者