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「市民交流エリア」整備事業は、極めて公共性の高い事業になりそうです。

2012年1月24日トピックス

 「市民交流エリア」整備事業は京ケ瀬地区下黒瀬地内の阿賀野川の右岸側堤防と国道49号線に囲まれた場所で計画されていますが、極めて公共性の高い事業になりそうです。
 阿賀野川を管理している国土交通省北陸地方整備局の阿賀野川河川事務所に年頭の挨拶に伺ったところ、T所長さんから、国交省の直轄事業として「市民交流エリア」側の堤防の補強工事をしたいというお話をいただきました。これは3.11東日本大震災により河川堤防が崩壊したことを受けて弱小堤防の耐震化対策が急務となったことによるものです。昔の阿賀野川は蛇行していて河口付近は信濃川とつながっていました。堤防を築いて現在のように緩やかな曲線に整備されましたが、昔の阿賀野川の河床に築かれた堤防は地震などに弱い構造となっていることから補強工事が必要です。阿賀野川にはこのような堤防が何か所かあり、「市民交流エリア」側の堤防も補強工事が必要な堤防の一つです。
 堤防を補強する一番良い方法が、スーパー堤防のように堤防の幅を広げる(約30倍)ことです。盛土を施すことにより堤防の厚みが増し耐震性が高まります。このような工事を市民交流エリア側の堤防で実施したいというものです。また昨年7月下旬に発生した新潟・福島豪雨により大量の土砂が阿賀野川の河床に堆積しており、市民交流エリア側堤防近くの阿賀野川の河床にも排出が必要な土砂が堆積しています。この土砂を堤防補強の盛土に使用すれば経費節減になりますし、更には「市民交流エリア」内に情報発信機能を持った「川の駅」を整備することもできるとのお話もいただきました。一方「市民交流エリア」整備事業を進めている市にとっても造成工事費が節約できますし、安全・安心なまちづくりにもつながります。まさに「win win」の関係です。お互いに情報交換をしていくことを確認しました。
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者