育メン政治家の育児レポート(第47話)~ウサギ、世界を舞台にして羽ばたいて!(パパの夢)
写真の地球儀は昨年のクリスマスにウサギにプレゼントしたものです。国旗はFIFAワールドカップ南アフリカ大会出場国。展開図は「キャノンクリエイティブパーク」からゲットしました。
「ウサギ、サンタさんはどこからやってくるの。」(パパ)
「(フィンランド示して)ここだよ。」(ウサギ)
「ウサギとパパとママがすんでいるところはどこ。」(パパ)
「(赤い日本を示して)ここだよ。」(ウサギ)
「(電球を示して)これが“おひさま”だ。」(パパ)
「(地球儀に電球をあてて)“おひさま”であかるくなっているところが“ひる”だよ。“おひさま”があたっていないところが“よる”だよ。」 (パパ)
「???」(ウサギ)
「ウサギとパパとママがすんでいる“にっぽん”はいま“ひる”だよ。」(パパ)
「“ちきゅう”がまわって、こんどは“よる”になったね。」(パパ)
「わかんないよ。」(ウサギ)
ウサギにはまだ早かったかな。スポーツ、文化、政治・経済など、今や「人、物、情報」の交流が世界規模で行われています。5年前にノーベル化学賞を受賞した根岸英一さんが、近年、海外の大学や研究機関に在籍する日本人が減ってきていることを心配していましたが(詳しくは、エッセー集「一言市栄」「井の中の蛙」を参照)、ウサギには世界の檜舞台で活躍する人物に育って欲しいと思っています。
(あとがき)
私が愛読する地元地方紙に小学校の高学年生の将来の夢が載っている。男の子の夢はスポーツ選手とか乗り物の運転手、家業が多いようだ。一方、女の子の方は看護師、保育士、パン屋さん、花屋さんなど日常の生活に密着した職業が多いようだ。古代生物学者という夢を語ってくれた5年生T.K.君に贈る言葉。「ぜひ、ノーベル賞(自然科学系)を目指して世界に羽ばたいて欲しい。」
(代表 天野 市栄)