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政局自論14.1~選挙3兄弟(その1)

2022年2月24日ニュース

団子3兄弟


 「線路は続くよどこまでも…」続いているのは線路だけでない。選挙も同様に続いている。国政選挙だけでなく地方選挙(首長、議員)が全国の自治体(47都道府県、1747市区町村)のどこかで行われている。確認はしていないが、投開票日が日曜日に設定されていることもあり、毎週、日曜日(年末年始を除く。)には、どこかの自治体選挙(投開票)が行われていると推察される。

 昨年10月の衆議院選挙に続き今年7月には参議院選挙が行われる。また来年4月には地方統一選挙が行われ、新潟県内では、県議会議員選挙や新潟市議会議員選挙などの地方選挙が行われる。新潟県知事選挙も今年5月に行われる。新潟県内で行われる大型選挙は、5月の知事選挙、7月の参議院選挙、来年4月の県議会選挙と続く。その合間を縫うように県内自治体選挙(首長、議員)が行われる。

 5月の知事選挙には現職の花角英世氏が遅ればせながら出馬表明した。花角氏は現在1期目。国政与党の自民党や公明党、国政野党(?)の国民民主党、労働界(連合新潟)などからの再選出馬要請を受けて2度目の知事選に臨む。一方の国政野党(立憲民主、共産、社民、維新?)からは、今のところ対立候補擁立の動きはない。花角氏は、女性問題で任期途中で知事職を辞した米山隆一氏(現在、新潟第5区選出の衆議院議員)の後を受けて行われた知事選(平成30年6月)で自民党など国政与党からの推薦を受け、前県議の野党候補を僅差で破って初当選した。

 7月の参議院選挙(新潟選挙区)は改選1議席をめぐって与野党候補が激突する構図だ。立憲民主党現職の森ゆうこ氏に自民党県議(新潟市秋葉区選出)の小林一大氏が挑む。現職対新人の与野党一騎打ちの様相を呈している。私の主な活動エリアになっている新潟県の下越地方(衆議院新潟3区)では、昨年の衆議院選挙が終わってほどなく、小林氏のポスターが国道や県道など交通量の多い道路沿いに建つ事業所(多くは建設関係の事業所)の壁にベタベタと貼ってある。

 これって公職選挙違反の図画ではないかと考える諸氏もいるかもしれないが、違反ではない。顔写真や名前だけなら違反だが、ポスターの下の方に小さな字で街頭演説の案内(日時と場所)が掲載されている。この記載がないと違反になる。立候補予定者にとって必要(必須)な顔と名前は大きく表示する。一方で、不要ではあるが公選法違反を回避するために必要(必須)な街頭演説の告知は小さく表示する。もちろん現職の森氏のポスターも同じ仕様になっている。(次号に続く。)

(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者