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オンブズマン通信5.1~不夜城になった阿賀野市役所本庁舎、市職員の心身故障者急増!

2016年8月17日ニュース


【地域政党日本新生イメージキャラクター「ウィズ」君】 

 くだんのY氏が先日、事務所に持ち込んだ情報をお知らせする。
 14日は休日(日曜日)のはずなのに、なぜか市役所本所3階の窓が開いていたそうだ。どうやら職員が休日出勤しているらしい。15日も時間外に3階の明かりが付いていたそうだ。この時期だけの話でないらしい。Y氏は夜間、市役所前を車で通行するそうであるが、3階の部屋に明かりが付いていることが多いという。
 3階には管財課と建設課がある。田中市政二期目の目玉事業になっている「安田新支所建替え工事(予算額:17,700千円)」と「消雪パイプの整備事業(予算額456,000千円)」の入札準備で時間外勤務をしているのだろうと、Y氏は考えている。特に今年度の消パイの整備予算は、田中市政一期目4年間の消パイ予算総額(約8億4千万円)の半分近い金額だ。時間外の勤務に対しては時間外勤務手当(残業手当)が支払われる。時間外勤務手当は、通常の2割5分以上5割以下の割り増し賃金が支払われる。そこでY氏と阿賀野市の28年度一般会計の当初予算書を見てびっくり。時間外の超過勤務手当予算額が27年度と比べて倍近くに増えている。(27年度が 68,798千円であったのに対し、28年度が111,218千円)

 こんなに働かせていれば、市職員の健康も損なわれて当然だ。市職員の過労死や過労自殺が危惧される。市の広報で毎年公表されている「阿賀野市人事行政運営等の状況」によれば、心身の故障で仕事を休んでいる(休職)市職員が26年度に延べ14人もいた。ちなみに25年度は2人、24年度は2人。どうして26年度だけこんなにも心身の故障者が多かったのか。公共事業予算の執行(入札準備)に忙殺されて心身の故障に至ったのだろか。田中市政が始まって公共事業予算が急激に増えている現状(併せて借金残高も増えている。)を考えれば、27年度と28年度は心身の故障者が更に増加することは容易に推測できる。ところで新潟県がまとめた阿賀野市の人口10万人に対する自殺死亡率(H17~H26)は31.4%と県平均の28.1%よりも高い。自殺の原因・動機は様々であろうが、最多は「健康問題」だ。市職員の心身故障者が急激に増えたことが気になる。心身故障は「健康問題」に分類される。「健康問題」が自殺の引き金になっていることを市当局は重く受け留めるべきだ。市職員の心の健康管理すらできない市当局が、市民の心の健康を守れるとは思えない。今年、1月に市職員が自殺した。自殺の原因は不明であるが、市当局が発表した平成26年度の心身の故障者リストに入っていた職員だったのだろうか。
 私が県職員だった頃の同僚が過労自殺した。この過労自殺はその後、公務災害(労働災害)に認定された。この公務災害認定に関連して、地元紙に泉田裕彦新潟県知事の謝罪記事が掲載されたことを覚えている。起きてしまってからではもう遅い!市職員を使い捨てカイロのように扱うのは止めろ!
(あとがき)
 最近、日本新生のメールアドレスに向けてウイルス入りのメールを送り付けてくる不心得者がいるようだ。もちろん匿名のメールだ。ウイルスチャックしているので心配ないが、このブログで「不都合な真実」を公開されては困ると考えている不埒な輩の姑息な手口だろうか。言論には言論で反論しろ!これが民主主義の鉄則だ。反論があればこのブログで紹介してやるぞ!(ただし、匿名メールはボツ。)
(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者