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政局自論13.4~我田引水で決まった消雪パイプの新設 田中消パイ市政の4年間(総額約8億4千万円)を斬る!(第四章)

2016年1月16日トピックス


写真左:消雪パイプ新設工事の年度別一覧表  写真右:地形図に落とした消パイ新設工事の施工か所

 ●雪が降っていないのに消雪パイプから水が流れている。どうして?
 寒の入りした先日(13日)、私の住む町内で今冬初めてのまとまった降雪があった。ところが、玄関前の広い通りの消雪パイプからは水が出ていない。一方、狭い脇道に敷設された消雪パイプからは勢いよく水が流れている。この違いは何か。
 まずは消雪パイプから水(地下水)が出る仕組みを勉強してみよう。最近の消雪パイプは2つのセンサー(感知器)の作動によって水が出る。一つ目は外気温。外気温が設定温度(1℃くらい)以下になるとまず1つの電源が入る。二つ目は感知器の上に雪がのっかると電源が入る。この2つの感知器が同時に働くことにより水が出る。一つが感知しても、もう一方が感知しないと水は出ない。近年の消雪パイプはこのようなタイプのものが多いようであるが、初期にできた消雪パイプ(※)は外気温だけで制御されているため、雪が降っていても水が出ない、雪が降っていないのに水が出る、タイプのものが多い。現在、私の住んでいる町内に敷設されている消雪パイプは初期の頃に開発された装置だ。
 ※消雪パイプは、柿の種で知られる新潟県長岡市の浪花屋製菓の創業者である今井與三郎が、周囲には雪が積もっているにもかかわらず、地下水の滲みだしている箇所にだけ雪がないことに目をつけ、昭和30年代に考案したとされる。(ウィキペディアフリー百科辞典)

●外気温で冷たくなった消雪パイプの水が作り出す雪の上の大きな水たまりとシャーベット状の雪が歩行者の通行を妨げる
 降雪のある地域に住んでいる方なら誰しも一度は経験する出来事をお話したい。一つは水はけの悪い箇所や、雪づまりなどで排水能力が落ちてくると、消雪パイの水が道路脇に溜まって、車の通過で歩行者へ撥ね水がかかってしまうことがある。もう一つは、初期に開発された消雪パイプは噴水状に水を撒くため雪の融ける箇所にムラができてしまう。このため、溶けきれずに残った雪と水(消雪パイプから出た地下水と融雪水)が混合し、シャーベット状の雪になる。このような中、歩道がないためやむなく車道に入った歩行者の横を通行した車がシャーベット状の雪を撥ね上げてコートがずぶ寝れになった経験をお持ちの方も多いのではないか。これらの嫌な出来事は、地中では14~20℃の範囲で貯留している暖かい地下水が地表面に出てくることにより冷たい外気温に冷やされ、消雪能力が低下することから起こる現象だ。このように消雪パイプの弊害も指摘されている。

●阿賀野市の名水(8か所)の一つ「羽黒歓迎塔の清水」。どうして冬場になると出なくなるの?
 阿賀野市には新潟の名水62か所の1つ「岩瀬の清水」がある。市の観光協会でも「岩瀬の清水」を含む市内の清水(地下水)が湧出する8か所を「名水めぐり」として紹介している。この8か所の清水の一つに「羽黒歓迎塔の清水」がある。この清水は瓢湖から出湯温泉に至る県道沿いにある。勢いよく出る清水の出口が2か所あることや隣接して駐車場(20台程度)が整備されているため、休日になると、市内からだけでなく近郊の新潟市からも水を汲みにやってくる。私も、時々ポリタンクをもってこの清水を汲みに来る。ところがこの清水、冬場(12月頃)になると水が出なくなる。どうしてか。
 この清水が県道の消雪用の水に使われるからだ。元々、この「羽黒歓迎塔の清水」は県道の消雪パイプ用に掘られた井戸(消雪井戸)から出ている地下水である。掘ったら飲料にできるほどにきれいな水(清水)が出たため、夏場に清水として提供されている。阿賀野市は五頭山系の伏流水が豊富な土地柄だ。消雪パイプ用に掘られた井戸の水(地下水)の多くは飲料可能な清水が多いのではないかと考えている。清水が道路や私有地の消雪用井戸水として使われているとすれば、実にもったいない話だ。

【次号予告】
・地下水の枯渇・地盤地下の懸念から消雪用井戸の掘削が規制されている豪雪地帯がある。
・消雪パイプと除雪車(機械除雪) 除雪コスト 計算をすると5倍の開きあり!
【市長選向け政策:コンパクト&スマートシティ構想】
・ざっくり見るなら「政策チラシ
・じっくり読むなら「政策集
【市長選告示日カウントダウン あと86日

(代表 天野 市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者