2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ブログ

育メン政治家の育児レポート(第87話)~ミニトマトの栽培から得た子育てのヒント(その1)

2015年12月18日ニュース

 

 育児レポートで何度かお知らせしたように、我が家では今年の春から家庭菜園を始めました。簡単に育てられる野菜としてミニトマトを選んで種から育てました。初めての経験でしたが沢山の実を収穫し、家族で美味しくいただきました。苗から育てたパプリカ(赤・黄)も、これまで十数個の実を収穫できました。「子育て」と野菜を育てることには共通点が多いようです。特に種から育てたミニトマトからは、子育てに役立つヒントを得ることができました。わずか約7か月の栽培期間ですが二十数年もかかる子育て期間が凝縮されていたと考えてします。

 ミニトマトの種はポットに蒔いて、目が出て生長し苗の状態になった頃(写真左)に、3本はプランターに植え10本は半畳ほどの畑に移植して育てました。プランターで育てたミニトマトと畑で育てたミニトマトの生育環境の違いは以下のとおりです。
●プランターで育てたミニトマト
・プランターは日当たり良好な場所に設置。しかしプランターの下はコンクリートの床
・日々の水やりや施肥は頻繁に
●畑で育てたミニトマト
・畑の三方は車庫の壁と高さ1.3メートルほどの外壁に囲まれているため日当たりが不良
・日々の水やりや施肥は時々

 2つの生育環境の違いがミニトマトの生長に大きな違いが出てきました。条件面(生育環境)ではプランターの方が優位なはずではと思い込んでいましたが、結果(実の数)は大きく異なっていました。1本あたりのミニトマトの収穫量(実の数)は畑で育てた方がプランターで育てたものよりも多かったのです。畑で育てたミニトマト(10本)は、生長に欠かせない太陽光を求めて上へ上へと茎を伸ばし沢山の葉を付けました。このため急きょ棚を作って沢山の葉を付けたミニトマトの茎を支えることにしました(写真右)。しかし畑に植えたミニトマトが8月下旬の台風15号に襲われました。強風が狭い空間を通りミニトマトの棚を破壊したのです。茎が折れたり葉っぱが枯れるなどの壊滅的な被害でしたが、棚を修繕したことで奇跡的に回復し9月には多くの実を付けてくれました。一方、プランターに植えたミニトマトの方は車庫に避難させたため、台風の被害は免れました。条件面(生育環境)ではプランターの方が優位なはずなのに、結果(実の数)に大きな違いが出てきたのはなぜでしょうか。
※次号に続く。(代表 天野 市栄)
【子育て金言1】
 あなたが種を蒔いたように あなたはそれを刈り取らねばならない。(イギリス)

posted by 地域政党 日本新生 管理者