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近い将来、限界集落が市街地の中にも出現する?

2011年11月11日ニュース

限界集落(げんかい しゅうらく)とは、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のことをいいます。もともとは消滅が進む山村集落の実態を指摘するために生まれた言葉です。2006年に国土交通省が行った調査によれば、限界集落の数は全国で7,878集落あり全体の 12.7%を占めています。
 近年、過疎地以外でも限界集落と同様の現象が見られます。数十年前に都市圏のベッドタウンや新興住宅地などに一斉に入居してきた核家族世帯の子供が独立して親世代のみになるなどして、高齢化率が極端に上昇してしまう現象です。
阿賀野市においても市街地において同じような現象が出現しています。先日、ある自治会から市に対し要望書の提出がありました。この自治会の高齢化率が43%と聞いて驚きました。要望事項には、側溝の清掃、不在地主の土地から発生する害虫やネズミの駆除、アメシロ予防など本来であれば自治会活動として行われるはずの共同作業が住民の高齢化により出来なくなっていることが分かりました。
 現在、私が住んでいる家も、前の居住者は単身の高齢者でした。夜になると分かるのですが、周囲に空き家が目立ちます。この辺りは数十年間に造成された新興住宅地です。当時は車の使用がまだ一般的でなかったことから、宅地は狭く駐車スペースを確保する余裕はなく、また道路幅も狭くなっています。これでは車を日常的に使う子供世代の居住環境としては不向きです。このため、子供世代は郊外に住宅を求めて親元を離れ、親世代が残され高齢化が進んでしまったのです。「限界集落」に向かって静かに進行する市街地の高齢化と空洞化を少しでも食い止めるためにも若い子育て世代を市街地に呼び込む政策が急務と考えています。
(代表 天野市栄)

posted by 地域政党 日本新生 管理者